準備するもの
QRコードを印刷物に掲載する前に、リンク先URLが「印刷後も変更されない」ことを確保してください。URLが変わるとQRコードは即座に無効になります。ギガサイト便ではファイルを差し替えてもURLが変わらない設計なので、HTMLコンテンツを後から更新できる柔軟性を持ちながら、QRコードを印刷物に載せることができます。
PCとスマートフォンの両方でQRコードを読み取り、表示を確認します。印刷したQRコードは画面上のプレビューより縮小されるため、実際にプリンターで出力したサンプル上のQRコードをスマホカメラで読み取り、正しくアクセスできるかを必ず確認してください。
公開コンテンツに個人情報や内部リンクが含まれていないか事前確認を行います。印刷物は不特定多数が手に取る可能性があるため、認証なしでアクセス可能な場合は特に、掲載内容が本当に「公開してよい情報か」を制作チームとクライアントで合意してから印刷に進んでください。
- 相手がログインなしで開ける状態か確認する
- PCとスマホで最低1回ずつ表示を確認する
- 内部情報・個人情報・不要な外部送信が残っていないか見る
- レビュー期限と修正時の差し替え方を決めておく
実際の手順
手順①:ギガサイト便でHTMLをアップロードしてURLを取得します。このURLをQRコード生成ツール(QR.io・QRコードモンキーなど)に入力してQRコード画像を生成します。形式はSVGまたは高解像度PNG(最低1000px以上)で出力すると、印刷時の品質が保たれます。
手順②:DTPソフト(Illustrator・InDesign)またはデザインツール(Figma・Canva)にQRコード画像を貼り付けます。最小印刷サイズは15mm×15mmを目安にし、周囲に余白(クワイエットゾーン)をQRコード1辺の10%以上確保します。余白が少ないとスキャンエラー率が上がります。
手順③:印刷前に試し刷りを行い、スマートフォン3機種以上(iOS・Android・ハイエンド・ミドルレンジ)でQRコードをスキャンしてURLへのアクセスを確認します。認証フロー(パスワード入力やドメイン認証)が必要な場合は、QRコードの近くに「アクセスにはパスワードが必要です(パスワード:〇〇)」と明記するか、別媒体でパスワードを通知してください。
失敗しやすい点
QRコードを低解像度JPEG(72dpi)で書き出して印刷すると、モアレや滲みが発生しスキャンできなくなるケースがあります。必ずSVGかPNG(300dpi以上)で出力し、Illustratorに貼り込む場合はベクター形式のSVGを使用してください。ラスター画像を印刷入稿する場合は最低600dpiで出力することをお勧めします。
印刷発注後にHTMLコンテンツを更新してURLが変わると、すでに印刷済みのQRコードが全て無効になります。URLが変わらない共有サービスを使っていても、うっかり「新しいURL」で再発行してしまうと同じ問題が起きます。印刷発注後はQRコードのURLを絶対に変更しないルールをチームで共有してください。
テンプレ文面
印刷物内のQRコード近くに載せる説明文例:「このQRコードを読み取ると、製品の詳細ページをご覧いただけます。パスワードは〇〇〇〇です(半角英数)。スマートフォンのカメラアプリで直接QRコードを読み取ってください。」
配布後にURLを変更できない状況でコンテンツ更新が必要になった場合の案内文:「お手元のQRコードから閲覧できる情報は最新版に更新されています。同じQRコードから最新の情報をご確認いただけます(更新日:〇〇年〇月〇日)。」
よくある質問
QRコードを何色で印刷してもスキャンできますか?白黒以外のカラーQRコードは問題ありませんか?
前景色(暗い色)と背景色(明るい色)のコントラスト比が十分あれば、カラーQRコードでもスキャン可能です。ただし前景を明るい色・背景を暗い色にする反転配色はスキャンエラーが増えるため避けてください。印刷後に必ず複数機種でスキャンテストを実施してください。
ギガサイト便のURLをQRコードにした場合、パスワード認証画面がスマホで正しく表示されますか?
ギガサイト便の認証画面はモバイルブラウザ対応のレスポンシブデザインで表示されます。ただしスマートフォンのOSやブラウザのバージョンによって表示が異なる場合があるため、iOS Safari・Android Chromeで必ず事前確認を行ってください。
印刷物に載せたQRコードのリンク先を後から変更したい場合、QRコードを刷り直さずに対応する方法はありますか?
URLリダイレクトサービス(Bitlyなどの短縮URL)のリンク先だけを変更することで、QRコードを刷り直さずにリンク先を変更できます。ただしリダイレクトサービスが停止するリスクがあるため、重要な印刷物にはギガサイト便のようなURL固定で差し替え対応できるサービスを最初から選ぶことをお勧めします。