準備するもの
まず「noindex」と「認証」が担う役割の違いを整理します。noindexはGoogleなどのクローラーにインデックスしないよう指示するもので、認証は人間のアクセスをパスワードやメールで制限するものです。クローラーは認証を突破できないため、認証だけでも実質的にインデックスされにくくなりますが、念のためnoindexを加えることで二重に保護できます。
HTMLファイルに`<meta name='robots' content='noindex,nofollow'>`を追記できるか確認します。Figmaや各種デザインツールのHTMLエクスポート機能では、このメタタグが自動では入らないことが多いため、エクスポート後に手動追加が必要です。テキストエディタで開いて`<head>`タグ直後に貼り付けるだけで完了します。
利用する共有サービスがパスワード認証またはメール認証に対応しているか確認します。ギガサイト便のようにアップロード時に認証設定できるサービスであれば、サーバー設定の知識なしに認証付きURLを発行できます。
- 相手がログインなしで開ける状態か確認する
- PCとスマホで最低1回ずつ表示を確認する
- 内部情報・個人情報・不要な外部送信が残っていないか見る
- レビュー期限と修正時の差し替え方を決めておく
実際の手順
手順①:エクスポートしたHTMLの`<head>`内に`<meta name='robots' content='noindex,nofollow'>`を追加します。複数ページある場合はすべてのHTMLに追記が必要です。手順②:ファイルをギガサイト便にアップロードし、「パスワード保護」または「メール認証」を有効にして共有URLを発行します。
手順③:発行したURLをシークレットウィンドウで開き、認証画面が表示されることを確認します。手順④:ページのソースを表示して`noindex`メタタグが含まれているかブラウザ上で確認します。認証後にページが表示されたあとでも開発者ツールの「ソースを表示」からnoindexが確認できます。
補足として、Googleの検索コンソールを持っていれば「URLを検索」機能で当該URLのインデックス状況を手動確認できます。認証付きURLはGooglebotがアクセスできないため「クロール済み:インデックス未登録」か「取得できませんでした」の表示になるはずです。
失敗しやすい点
noindexを設定しても、すでにGoogleにインデックスされたURLは即座には削除されません。インデックスから消えるには次回のクロール(数日〜数週間)を待つ必要があります。急いで削除したい場合は、Googleサーチコンソールの「URL削除ツール」で一時的な削除申請を行うのが有効です。
認証の設定を「プレビュー用URLだけ」に限定するつもりが、同じドメインの本番サイトに影響してしまうケースも報告されています。共有サービスのサブドメインや独立したURLでプレビューを提供する形であれば、本番サイトへの影響を完全に切り離せます。
テンプレ文面
「このプレビューURLは検索エンジンへの非掲載設定を施しており、パスワードをお持ちの方のみ閲覧できます。社外への転送はお控えください。確認期限:〇月〇日。ご質問はお気軽にご連絡ください。」
技術的な背景をクライアントに伝えすぎる必要はありませんが、「検索に出ない設定にしてある」という一文を添えると、クライアントが誤ってSNSにURLを貼るリスクを下げられます。
よくある質問
noindexタグを設定すれば、Googleに一切インデックスされないと保証されますか?
Googleはnoindexを尊重しますが、クローラーがページを読み込まないとnoindexを認識できません。認証付きURLはクローラーが到達できないため、実質インデックスされませんが、完全な保証を求めるならnoindexと認証の両方を使うのが確実です。
noindexはHTMLのmetaタグ以外の方法でも設定できますか?
HTTPレスポンスヘッダーに`X-Robots-Tag: noindex`を追加する方法もあります。サーバーまたはCDNの設定で付与できるため、HTMLを編集できないケースでも対応可能です。Cloudflare Workersなどでヘッダーを注入する構成が一般的です。
認証付きURLでもSNSのOGP(OGPカード)は表示されますか?
SNSのクローラーも認証を突破できないため、OGPカードは表示されないか、デフォルトのサービス表示になります。URLをSNSに貼ったとき情報が漏れることはありませんが、意図したOGPプレビューも表示されない点に注意が必要です。