準備するもの
案件ごとの期限設定を始める前に、「この案件のレビュー期間はいつからいつまでか」をクライアントと合意してください。制作会社側が勝手に期限を決めると、クライアントが「まだ確認中なのにアクセスできなくなった」というトラブルになります。契約書またはキックオフ資料にレビュー期間を明記し、それを元に公開期限を設定するフローを作ってください。
ギガサイト便では公開期限をアップロード時または管理画面から設定できます。期限の設定単位は「日付指定」が基本で、案件ごとに異なる期限を設定することが可能です。スプレッドシートや案件管理ツール(Notion・Asana等)に「案件名・URL・公開期限・担当者」を記録し、期限が近づいたらリマインドが届くようにアラートを設定してください。
期限延長が必要になる場合に備えて、延長の申請フローを事前に決めておきます。「クライアントから確認完了の連絡がなければ自動延長」ではなく「クライアントから延長依頼を受けてから対応する」方式にすると、公開期限の意味が形骸化しません。
- 相手がログインなしで開ける状態か確認する
- PCとスマホで最低1回ずつ表示を確認する
- 内部情報・個人情報・不要な外部送信が残っていないか見る
- レビュー期限と修正時の差し替え方を決めておく
実際の手順
手順①:ギガサイト便でHTMLをアップロードする際に、公開期限を設定します。期限はレビュー期間の最終日+1日を設定するのが安全です(最終日の深夜にアクセスする場合でも期限内になるため)。発行されたURLと期限をSlackの案件チャンネルに投稿し、チームで把握できる状態にします。
手順②:案件管理スプレッドシートに「URL・設定した期限・延長可否・クライアント確認状況」を記録します。Googleスプレッドシートであれば、期限日の3日前に自動通知を送るGASスクリプトを設定すると、期限切れを事前に把握して対応できます。
手順③:期限到来後はURLが自動的にアクセス不能になったことを確認し、案件管理上でそのURLのステータスを「完了・期限切れ」に変更します。クライアントに確認が完了している場合は「共有終了のお知らせ」メッセージを送ると、プロフェッショナルな対応として印象が上がります。
失敗しやすい点
複数案件を並行して管理すると「どの案件のURLが今公開されているか」が分からなくなりがちです。案件管理ツールで「公開中」「期限切れ」「未設定」の3ステータスをフィルタリングできる構成にしておくと、現在公開中のURLを一覧で把握でき、不要なURLが長期間公開し続けるリスクを下げられます。
期限設定を「デフォルトの無制限」のまま忘れて放置するケースが最も多いミスです。ギガサイト便を使う際に、期限設定なしでアップロードできる設定を社内で制限するか、チェックリストに「期限設定を確認した」という項目を必ず入れる運用を徹底してください。
テンプレ文面
レビュー期限付きURLの送付メッセージ例:「〇〇様 デザイン確認用プレビューURLをお送りします。公開期限:2026年7月10日(以降はアクセスできなくなります)。期限内にご確認いただき、フィードバックをいただけますと幸いです。期限延長が必要な場合はご連絡ください。」
期限到来後のクローズ通知例:「お世話になっております。先日お送りしたデザイン確認用URLが本日(〇月〇日)をもって期限を迎え、アクセス終了となりました。最終確認いただきありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。」
よくある質問
ギガサイト便で設定した公開期限を延長するにはどうすればよいですか?
ギガサイト便の管理画面から対象URLの公開期限を変更することで延長できます。期限を延長した場合は、クライアントに「〇月〇日まで期限を延長しました」と通知してください。無断で延長するとセキュリティポリシーの観点から問題になることがあります。
案件ごとに公開期限を設定する際、プロジェクト管理ツールとギガサイト便の期限を二重管理するのは手間ではないですか?
手間は生じますが、ギガサイト便の期限とプロジェクト管理ツールの期限は役割が異なります。前者はURLアクセス制御、後者は作業・承認スケジュールの管理です。Zapierなどの自動化ツールでプロジェクト管理ツールの期限日をGoogleカレンダーにコピーするだけでも管理負荷を減らせます。
公開期限が切れたURLにクライアントがアクセスした場合、どのような画面が表示されますか?
ギガサイト便では期限切れのURLにアクセスした場合、「このページは公開期限が終了しています」という旨のエラーページが表示されます。白紙ページや汎用の404エラーと異なり、期限切れであることが分かるため、クライアントが「サイトが壊れた」と誤解するリスクを減らせます。