準備するもの
まず共有対象のHTMLファイルやZIPをローカルで開き、ブラウザのDevToolsのNetworkタブでリクエスト一覧を確認します。社内APIやGA4のトラッキングIDが外部に見えていないか、localstorageに機密値が残っていないかをこの段階でチェックします。
次に認証方式を決めます。ギガサイト便ではパスワード認証・メール認証・会社ドメイン認証の3種を選べるため、相手が個人アドレスのフリーランサーならパスワード認証、特定企業の担当者全員ならドメイン認証が適切です。認証方式を後から変えるとURLが再発行されるケースがあるため、最初に確定させておきましょう。
期限日と差し替えルールも事前に合意を取ります。「初稿レビューは◯月◯日まで、修正後の最終確認は1週間延長」のように期間を段階で決めておくと、失効後に「まだ見ていない」というトラブルを防げます。Slackや社内Wikiにこの取り決めを残しておくと後の証跡になります。
- 相手がログインなしで開ける状態か確認する
- PCとスマホで最低1回ずつ表示を確認する
- 内部情報・個人情報・不要な外部送信が残っていないか見る
- レビュー期限と修正時の差し替え方を決めておく
実際の手順
ギガサイト便のダッシュボードを開き、「新規アップロード」からHTMLファイルまたはZIPをドラッグ&ドロップします。アップロード完了後、設定画面で公開期限を日時指定し、認証タイプとパスワード(またはドメインリスト)を入力して「公開」を押します。所要時間は通常3秒以内です。
発行されたURLをコピーし、必ずPCブラウザとスマートフォンの両方で実際にアクセスして表示を確認します。認証画面が正しく出るか、コンテンツが崩れていないか、外部リソース(フォントCDNなど)の読み込みがタイムアウトしないかをこの段階で確かめます。
確認が取れたら取引先に別経路(メールまたはチャット)でURLとパスワードを送付します。URLとパスワードは同一メッセージに書かず、別々のメッセージや手段で送ると安全性が高まります。送付後はアクセスログ画面を翌日以降に確認し、相手が実際に開いているかを把握しておきましょう。
失敗しやすい点
最も多いミスは「期限を過ぎても手動で失効させずに放置する」パターンです。ギガサイト便では日時指定の自動失効が使えますが、設定を忘れて無期限公開のまま数週間経過するケースがあります。公開時にカレンダーに失効日のリマインダーを入れる習慣をつけると防げます。
HTMLファイルに相対パスで参照している画像やCSSが別フォルダにある場合、ZIPに同梱し忘れると表示が崩れます。アップロード前に`index.html`をブラウザで直接開き、全リソースが読み込まれているかをDevToolsで確認してください。外部CDNは問題ありませんが、ローカルパスは必ず同梱が必要です。
テンプレ文面
取引先へ送るメールの件名は「【確認依頼】◯◯プロジェクト デザインレビューURL(◯月◯日まで)」のように期限を件名に含めると開封率と返信速度が上がります。本文には「下記URLより初稿デザインをご確認いただけます。◯月◯日23:59にリンクが失効しますので、それまでにご意見をいただけますと幸いです」と簡潔に書くのが基本形です。
パスワードは別メッセージで「先ほどのURLのパスワードです:XXXXX」と送ります。パスワードを忘れた相手から問い合わせを受けることがあるため、件名に「パスワード」と入れておくとメール検索で見つけやすくなります。チャットツールで送る場合はDMで別送し、グループチャンネルには貼らないようにしてください。
よくある質問
期限前に急遽アクセスを止めたい場合はどうすればよいですか?
ギガサイト便のダッシュボードから対象URLを選び「非公開」に切り替えると即座にアクセスが遮断されます。削除せずに非公開にするだけでよく、再公開も同じ操作で可能です。
認証付きURLでも検索エンジンにインデックスされる可能性はありますか?
認証を突破しないとコンテンツが取得できない構造になっているため、Googlebotがページ内容をインデックスするリスクはほぼありません。ただし、URLそのものが外部に貼られると存在は知られる場合があります。
スマートフォンで認証画面が表示されず直接コンテンツが見えてしまうことはありますか?
ギガサイト便の認証はサーバー側で処理されるため、クライアントの種類に依存しません。スマートフォンでも同様に認証画面が表示されます。表示崩れを事前確認する際はあわせて動作確認も済ませてください。