なぜ差し替えのたびに設定し直すと事故が起きるのか
レビュー中のページは、修正のたびに何度も更新されます。もし更新するたびに新しいURLを発行していると、相手に毎回リンクを送り直すことになり、古いURLが一人歩きする原因になります。
また、新規に公開し直すとパスワードや公開期限が初期状態に戻ってしまい、「前は認証付きだったのに今回は素通しで見えてしまった」という設定漏れが起こりがちです。閲覧制限が外れたことに気づかないまま社外に渡すのは、もっとも避けたい事故です。
URLと設定を固定したまま中身だけ入れ替えられれば、こうした再設定の手間と漏れの両方をまとめて防げます。
ギガサイト便は何を引き継ぐのか
ギガサイト便では、発行済みの共有URLに対してファイルを差し替えられます。URLが固定されているのと同じく、そのページに設定した認証方式や公開期限といった公開設定も、差し替えだけでは変わりません。
認証方式はURLのみ・パスワード・メール認証(ワンタイムコード)・会社ドメイン認証の4種類から選べますが、差し替え時に選び直す必要はなく、最初に設定したものがそのまま使われます。パスワードを掛けているページなら、新しいファイルにもそのままパスワードが掛かった状態が保たれます。
つまり「中身は最新、アクセス制御は前のまま」という状態を、追加操作なしで実現できる仕組みです。
最短手順:まずこの3ステップで完了
HTMLを差し替えても認証やパスワード設定を引き継ぐ方法は、最初に全体像を押さえると迷いません。細かな設定に入る前に、ファイルを準備し、共有条件を決め、公開後に相手と同じURLで確認する流れを作ります。
手順が決まったら、HTML/ZIPをアップロードして共有URLを発行し、相手に確認してほしい観点と期限を添えて送ります。
- 1. 共有するHTML/ZIPを整理し、不要ファイルや秘密情報を除く
- 2. 認証方式、公開期限、差し替え有無を決めてURLを発行する
- 3. シークレットウィンドウとスマホで開き、相手への依頼文を添えて送る
認証を維持したまま差し替える手順
実際の差し替えは数ステップで完了します。設定を触らずにファイルだけ更新するのがポイントです。
- 更新したいページの管理画面を開く
- 現在の認証方式・公開期限の設定をメモして現状を確認する
- 差し替え用の新しいHTMLファイル、またはZIPを用意する
- 差し替え操作で新しいファイルをアップロードする(URLは変えない)
- 認証方式・公開期限の欄が以前のまま維持されているか確認する
- 差し替え後のURLを自分で一度開き、認証画面が出ることを確かめる
期限だけ延ばしたい・認証だけ変えたいとき
中身は変えずに公開期限だけ延長したい場合は、ファイルを差し替えずに期限の設定だけを更新します。レビューが長引いたときに、リンクを送り直さずに閲覧可能な期間を伸ばせます。
逆に、社内確認から社外共有へ段階を進めるときは、認証方式だけを引き上げる使い方が向きます。たとえばURLのみで社内レビューしていたページに、社外へ出す前にパスワードやメール認証を追加するといった調整です。
ファイルの差し替えと設定の変更は独立して行えるため、「中身だけ」「設定だけ」を必要に応じて切り分けられます。
差し替え後に必ず確認したいこと
差し替えは便利な反面、思い込みで確認を飛ばすと事故になります。最低限、自分のブラウザで一度URLを開き、想定どおりの認証画面が出ること、そして新しい内容が表示されることの両方を確かめましょう。
ブラウザのキャッシュで古い内容が見えることがあるため、確認時はシークレットウィンドウや別端末を使うと確実です。エッジ配信で表示は速いものの、自分の端末に残ったキャッシュとは別物だと意識しておくと安心です。
なお、一時公開ページにはnoindexが付き検索結果には出ませんが、これはアクセス制御ではありません。関係者以外に見せたくないなら、差し替え後も認証が維持されていることをあわせて確認してください。
よくある質問
ファイルを差し替えると共有URLは変わりますか。
変わりません。同じURLのまま中身だけを入れ替えられるので、相手にリンクを送り直す必要はありません。
差し替えるとパスワードや認証方式は消えてしまいますか。
消えません。ページに設定済みの認証方式や公開期限は差し替えだけでは変わらず、そのまま引き継がれます。
中身は変えずに公開期限だけ延ばせますか。
できます。ファイルを差し替えずに公開期限の設定だけを更新すれば、リンクを送り直さずに閲覧期間を延ばせます。なお無料プランの公開期限は最長7日です。
差し替え後すぐに古い内容が表示されることがあるのはなぜですか。
多くはブラウザのキャッシュが原因です。シークレットウィンドウや別端末で開き直すと最新の内容を確認できます。
最短で進める場合でも省略しないほうがよい確認は何ですか?
不要ファイルや秘密情報の除去、スマホ表示確認、共有相手と期限の明記は省略しないほうが安全です。URLを作る速さより、誤共有を防ぐことを優先します。