オンボーディング資料をHTMLにする利点
オンボーディング資料は、就業規則の要点、社内ツールの使い方、組織図、初日のスケジュールなど内容が多岐にわたります。PDFだと一覧性が下がり、リンクや目次の移動も不自由です。HTMLなら見出しジャンプや埋め込みリンクが自然に使え、新入社員が必要な箇所へすぐたどり着けます。
また内容は入社のたびに少しずつ変わります。HTMLで作っておけば、同じURLのまま中身だけ差し替えて最新版を保てます。受け入れ担当が毎回ファイルを配り直す手間がなくなり、古い版が出回る事故も防げます。
一方でオンボーディング資料には、社内システムの名称や福利厚生の詳細など外部に出したくない情報が含まれます。公開のしやすさだけでなく、誰に見せるかを制御できることが前提条件になります。
なぜ会社ドメイン認証が向くのか
オンボーディング資料の閲覧者は基本的に自社の社員です。一人ひとりにパスワードを伝えたり、個別にメールアドレスを登録したりするのは、毎月のように入社者がいる組織だと負担になります。
会社ドメイン認証なら、許可した会社ドメイン(例: 自社のメールドメイン)のアカウントでログインできる人にまとめて閲覧を許可できます。新入社員に会社アカウントが付与されていれば、追加の登録作業なしでアクセスできます。
URLのみの公開だと、リンクを知っていれば誰でも開けてしまいます。社内資料には不向きなので、ここはドメイン認証で「自社の人だけ」という線引きをはっきりさせます。
共有前チェックリスト
新入社員向けオンボーディング資料HTMLを共有は、共有する中身によって確認観点が変わります。見た目、操作、個人情報、外部送信、スマホ表示のどれが重要かを先に決めてからURL化します。
チェックリスト化しておくと、毎回同じ品質で共有できます。手順が決まったら、HTML/ZIPをアップロードして共有URLを発行し、相手に確認してほしい観点と期限を添えて送ります。
- 見た目: PC/スマホ、余白、画像、フォント、折り返しを確認する
- 操作: ボタン、リンク、フォーム、遷移先を確認する
- 情報: 顧客名、社内URL、価格、未公開文言が残っていないか見る
- 共有: 認証、期限、差し替え、レビュー依頼文をセットで決める
共有までの手順
資料のHTMLが用意できたら、次の流れで社内限定の共有URLを発行します。画像やCSSを含む場合はまとめてZIPにしてからアップロードします。
発行されたURLはHTTPSが自動で適用され、エッジ配信で表示も速いため、入社者が初日に開いても待たされません。配布前に自分でも一度開いて、認証の動きと表示崩れがないかを確認しておくと安心です。
- オンボーディング資料のHTML(または一式をまとめたZIP)を用意する
- ギガサイト便のトップにドロップして共有URLを発行する
- 認証方式で会社ドメイン認証を選び、許可するドメインを指定する
- わかりやすいカスタムスラッグに変更してURLを覚えやすくする
- 発行されたURLを入社案内メールや社内ポータルに掲載する
更新と公開期限の運用
制度変更や担当者交代があったら、同じURLのままファイルを差し替えます。リンクを送り直す必要がないので、ブックマークしている社員も常に最新版を見られます。
オンボーディング資料は通年で参照される性質のものなので、短い公開期限は向きません。期間限定の研修ページなどは公開期限を設定して、研修終了後に自動で閲覧できなくする使い分けが便利です。
アクセスログを見れば、新入社員が資料を開いたかどうかの目安になります。初日のフォローアップで「まだ見ていない人がいるか」を確認する材料にできます。
公開前のチェックポイント
オンボーディング資料には、社内の連絡先や個人名が載りがちです。退職した担当者の名前や古い内線番号が残っていないか、公開前に本文を見直します。
一時公開ページにはnoindexが付くため検索結果には出ませんが、noindexはアクセス制御ではありません。社内限定にしたい以上、ドメイン認証の併用が前提です。
外部の業務委託先が混ざる場合は、その人たちは自社ドメインのアカウントを持たないため、別の認証方式を検討する必要があります。誰が見るのかを最初に洗い出しておくと迷いません。
よくある質問
新入社員はまだ会社アカウントを持っていないことがありますが大丈夫ですか
会社ドメイン認証は許可ドメインのアカウントでのログインを前提とします。入社初日までにアカウントが付与されない場合は、付与後に案内するか、初期はメール認証で本人のアドレスを登録して閲覧してもらう方法があります。運用に合わせて認証方式を選んでください。
資料を更新したら新入社員に再度URLを送る必要がありますか
必要ありません。同じURLのまま中身だけ差し替えられるので、すでにブックマークやメールで共有済みのリンクから最新版が表示されます。
派遣社員や業務委託の人にも同じURLで見せられますか
会社ドメイン認証は自社ドメインのアカウントを持つ人だけが対象です。外部の協力者に見せたい部分があるなら、その範囲だけメール認証で個別に許可するなど、認証方式を分けるのが安全です。
資料を見たかどうかを確認できますか
アクセスログでいつ閲覧があったかを確認できます。初日のフォローで未読の人をフォローする目安に使えます。
改善後の記事では何を確認できますか?
共有前の確認点、認証と期限の考え方、差し替えやレビュー回収の流れを、実務でそのまま使える形で確認できます。