ユースケース

自治体が社内説明ページを社内メンバーに限定共有する方法

自治体の内部向け説明ページを職員だけに限定公開するとき、庁内イントラに掲載するのが一般的だが、テレワーク中の職員やモバイル端末からはアクセスしにくい場合がある。認証付き外部URLで配信することでどこからでも安全にアクセスでき、イントラの権限管理を経由せずにすばやく共有できる。

この業種で起きる共有課題

自治体の内部向け説明ページには行政手続きの改正情報・人事異動の速報・内部監査結果など、住民や報道機関に先行して知られると問題になる情報が含まれることがある。庁内メールへのHTML添付は「ファイルの最終版がどれか分からない」という混乱を生みやすく、URLで一元管理する方式に切り替えることで常に最新版のみが参照される状態を作れる。

テレワーク中の職員がVPN接続なしで庁内リソースにアクセスできない場面が増えており、説明ページをイントラ外のURLで安全に配信するニーズが高まっている。ただし外部サービスのURLを庁内端末で開くためには情報システム部門の事前承認が必要な自治体も多いため、利用前に担当部署へ確認することが必須ステップになる。

  • 相手がログインなしで開ける状態か確認する
  • PCとスマホで最低1回ずつ表示を確認する
  • 内部情報・個人情報・不要な外部送信が残っていないか見る
  • レビュー期限と修正時の差し替え方を決めておく

共有前に隠すべき情報

内部説明ページには職員の氏名・所属・内線番号が連絡先として記載されることが多い。これらを外部URLで配信する場合、URLが流出した際に職員個人への接触を招くリスクがある。連絡先は「本件問い合わせ先:〇〇課(代表番号)」にとどめ、個人の内線番号はHTMLには掲載しない形にする。

人事・給与・懲戒処分に関する情報が内部説明資料に含まれる場合は、そもそも外部URLでの配信が適切かどうかを法務担当者に確認する必要がある。自治体によっては特定の個人情報を含む文書の外部サービス経由配信を禁じている場合がある。セキュリティポリシーの確認を事前に行うことが出発点だ。

おすすめ認証方式

全庁的に同じ説明ページを共有する場合は、自治体の公式メールドメイン(city.○○.lg.jp)でのドメイン認証が最も運用しやすい。職員の増減があっても個別登録が不要で、庁内の全メールアカウント所持者が自動的にアクセス可能になる。

特定の課や係だけに見せたい内部資料の場合は、対象者のメールアドレスを個別招待する方式をとる。招待リストを担当者がスプレッドシートで管理し、人事異動のたびに更新する運用ルールを定めておくと、退職者が引き続きアクセスできる状態を防げる。半期ごとに棚卸しを行う日程を決めておくとよい。

  • 誰でも見てよい: URL共有のみでもよいが、検索除外は確認する
  • 特定の相手だけ: パスワードまたはメール認証を使う
  • 会社内だけ: 会社ドメイン認証を検討する
  • 短期レビュー: 期限を設定して古いURLを残さない

送付文面とレビュー回収

庁内向け説明ページの共有メールは「件名:(件名)に関する説明資料のご案内」とし、「以下のURLから確認できます。○月○日までに不明点があればご連絡ください」という簡潔な本文にとどめる。長い説明を本文に書くより、ページ内容を充実させる方が読まれやすい。

意見やフィードバックを収集する場合は、庁内の標準ツール(グループウェアの掲示板・Teamsのチャンネルなど)を活用する。URLのフォームから直接回答する形にすると、外部サービスへの入力を禁止している部署では対応できないケースがあるため、回収方法は事前に全対象者が利用できるツールに統一する。

  • 確認してほしい観点を3つ以内に絞る
  • 期限と返信先を明記する
  • 修正後も同じURLで見られるか伝える
  • 最終版と途中版が混ざらないようタイトルを付ける

よくある質問

自治体の全職員に告知する場合、数百名のアドレスを登録する必要がありますか?

ドメイン認証を使えば個別登録は不要です。自治体の公式メールドメインを許可リストに設定するだけで、そのドメインのメールアドレスを持つ職員全員がアクセスできるようになります。

庁内PCでURLを開くとセキュリティ警告が出る場合、どう対処すればよいですか?

ギガサイト便はHTTPSで配信されるため、適切な証明書が設定されていれば警告は通常出ません。警告が出る場合は情報システム部門にURLのドメインをホワイトリストへ登録するよう申請してください。

人事異動の多い4月・10月にアクセス権を一括更新する方法はありますか?

ドメイン認証であれば異動による更新は不要です。個別招待方式の場合は招待リストをCSVでエクスポートし、人事発令情報と照合して追加・削除を一括で行う作業を異動のタイミングで設けることを推奨します。

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