準備するもの
URL共有に必要なものはHTMLファイル(またはそれを含むZIP)とギガサイト便のアカウントだけだ。アカウント登録はメールアドレスのみで完了し、無料プランでも認証付きURLを発行できる。既存のサーバーやドメインは一切不要で、Gitリポジトリとも関係なく使える。
共有する前にHTMLをブラウザで直接開き、コンソールエラーが出ていないか確認する。特に画像の404エラーや外部フォントの読み込み失敗は、URLで共有してもそのまま再現するため事前に修正しておく必要がある。開発者ツールのNetworkタブで「Failed」と表示されているリクエストをゼロにしてから共有する。
レビュー依頼の相手が何を判断するのかを事前に整理する。デザインの最終承認なのか、テキスト内容の校正なのか、動作確認なのかによって、どの認証方式を選ぶか・有効期限をいつにするかが変わってくる。目的を決めずにURLを発行すると期限設定が甘くなりがちだ。
- 相手がログインなしで開ける状態か確認する
- PCとスマホで最低1回ずつ表示を確認する
- 内部情報・個人情報・不要な外部送信が残っていないか見る
- レビュー期限と修正時の差し替え方を決めておく
実際の手順
ギガサイト便にログインし、ダッシュボードの「新規アップロード」ボタンをクリックしてHTMLまたはZIPをドロップする。アップロードが完了すると自動でプレビューURLが生成される。この時点ではまだ認証設定がデフォルト(パスワードなし)の場合があるため、必ず認証タブを開いて希望の設定に変更する。
認証設定後、「URLをコピー」ボタンでクリップボードにURLを取得し、Slackのメッセージやメール本文に貼り付ける。URLと一緒に「確認してほしい点」「フィードバックの返し方」「有効期限」の3点を必ず添える。この3点が揃っていると相手が行動しやすくなりレビューが早く返ってくる。
フィードバックを受け取ったらHTMLを修正し、ギガサイト便の「ファイル差し替え」から更新版をアップロードする。URLは変わらないので相手に再度URLを送る必要がなく、「さっき送ったURLが更新されましたので再確認をお願いします」と一言添えるだけで済む。
失敗しやすい点
URLを発行したが相手に届いたときにはすでに期限切れになっていた、というミスが起きやすい。発行から相手に届くまでのタイムラグと、相手がそれを確認するまでの時間を考慮して、有効期限はレビュー完了予定日の1〜2日後に設定するのが安全だ。
複数のレビュアーに同じURLを送ったところ、それぞれが異なるバージョンを見てしまいフィードバックが混乱するケースがある。差し替えアップロードをする際は「差し替え日時」をメモしておき、その日時以降に確認してもらうよう明示することで混乱を避けられる。
社内確認と外部クライアント確認で同じURLを使い回すと、片方の認証設定を変更したときにもう片方が開けなくなる。用途ごとに別URLを発行し、ダッシュボードに「社内用」「クライアント用」などラベルを付けて管理するのが最も安全な運用だ。
テンプレ文面
お世話になっております。〇〇ページのレビュー版URLをご共有します。ご確認いただきたい点は「ヘッダーナビのPC/スマホ切り替え時の動作」です。パスワードは別途メッセージにてお送りします。URLの有効期限は〇月〇日です。ご確認のほどよろしくお願いいたします。URL:[プレビューURL]
パスワードをURLと同じメッセージで送らない点がこのテンプレのセキュリティ上のポイントだ。URLはSlack、パスワードはSMSや別チャンネルで送るなど手段を分けることで、どちらか片方が漏れても即座に不正アクセスされるリスクを下げられる。
よくある質問
スクリーンショットの場合と比べてURLで共有するとファイルサイズはどう変わりますか?
レビュアー側は何もダウンロードしません。URLをクリックするだけでブラウザに表示されるため、添付ファイルのサイズ制限に悩む必要がなく、相手のストレージも消費しません。
差し替えアップロードをするとURLが変わりますか?
ギガサイト便の差し替え機能を使えばURLは変わりません。同一のURLで常に最新のファイルが表示されるため、レビュアーに再度URLを伝え直す手間がかかりません。
有効期限が切れた後にURLへアクセスするとどうなりますか?
期限切れのURLにアクセスするとエラーページまたは「このページは公開期間が終了しました」といった案内ページが表示されます。ファイル自体もサーバーから削除されるため、期限後に情報が流出するリスクはありません。