認証共有

取材メディア向け共有URLを期限付きで安全に渡す方法

取材メディアへの情報解禁は「いつから」「誰に」「何を」という3つの軸で管理する必要がある。期限付きURLはエンバーゴ前の事前共有と解禁後の情報整理を自動化する手段として機能し、プレス対応の属人的な管理から脱却できる。

期限を決める基準

取材メディア向けの期限は「解禁日時」を基準にする。エンバーゴ期間中に資料を事前共有し、解禁と同時にアクセスが終了するか、解禁後は別のオープンなURLに誘導する設計が理想的だ。期限は時間単位で設定できる場合、「解禁日の00:00」のように具体的に設定する。

取材期間が長期にわたるロングタームのプレス向け案件(製品の長期評価など)では、評価期間全体をカバーする期限を設定しつつ、評価終了前に「まもなく期限が切れます」という通知を記者に送ることでスムーズに対応を終了できる。

  • 相手がログインなしで開ける状態か確認する
  • PCとスマホで最低1回ずつ表示を確認する
  • 内部情報・個人情報・不要な外部送信が残っていないか見る
  • レビュー期限と修正時の差し替え方を決めておく

認証を組み合わせる

エンバーゴ前の事前共有にはメール認証+期限日の組み合わせが最も管理しやすい。解禁日まではメール認証で許可記者のみアクセス可能にし、解禁後は同URLを認証なしに切り替えて一般公開する、または別の公開URLにリダイレクトする方法を取れる。

複数の媒体に同時配布する場合は、媒体ごとに異なるURLを発行するか、全媒体の記者アドレスをまとめて許可リストに登録する方法を選べる。媒体別に閲覧ログを追跡したい場合はURLを分ける方が解析が容易だ。

  • 誰でも見てよい: URL共有のみでもよいが、検索除外は確認する
  • 特定の相手だけ: パスワードまたはメール認証を使う
  • 会社内だけ: 会社ドメイン認証を検討する
  • 短期レビュー: 期限を設定して古いURLを残さない

期限後の扱い

エンバーゴが解除された後のプレスリリース用HTMLは、パブリックな正規URLに誘導するリダイレクト設定に変更するか、単純に削除する。古いプレスURL経由でアクセスした記者が最新情報を参照できるようにリダイレクト先を正規ページに設定するのが、PRとしての配慮だ。

製品の評価用デモHTMLは評価期間終了後に速やかに削除する。評価が終わったデモが残ったまま記者のブックマークから再アクセスされると、古い仕様のデモが「現行製品」として記事に使われるリスクがある。

  • 誰でも見てよい: URL共有のみでもよいが、検索除外は確認する
  • 特定の相手だけ: パスワードまたはメール認証を使う
  • 会社内だけ: 会社ドメイン認証を検討する
  • 短期レビュー: 期限を設定して古いURLを残さない

再共有時の注意

プレスリリースの内容に誤記が見つかり差し替えが必要になった場合は、旧URLを即座に無効化し、新しいURLを全対象メディアに通知する。「訂正のお知らせ」として旧URLの無効化と新URLを同一メールで案内することで、記者側の混乱を最小化できる。

追加素材(ハイレゾ画像・追加インタビュー動画)を後から共有する場合は、メインのプレスリリースURLとは別のURLで発行し、両者の関係性を案内メールに明記する。素材が混在した一つのURLを使い回すと、記者がどのファイルが追加されたかを把握しにくくなる。

  • 誰でも見てよい: URL共有のみでもよいが、検索除外は確認する
  • 特定の相手だけ: パスワードまたはメール認証を使う
  • 会社内だけ: 会社ドメイン認証を検討する
  • 短期レビュー: 期限を設定して古いURLを残さない

よくある質問

複数のメディアに同じプレスリリースを送るとき、媒体別にアクセスログを分けて確認できますか?

媒体ごとに別のURLを発行すると、URLごとのアクセスログが分離されます。全媒体に同一URLを使う場合は閲覧アドレスで媒体を識別できますが、同一媒体内の複数記者のアクセスは個人レベルで追えます。

エンバーゴが延期になった場合、設定した期限を後から変更できますか?

公開期限はダッシュボードから変更できます。延期が決まった時点で速やかに期限を延長し、対象記者には新しい解禁日時を改めて通知してください。

プレスリリース後も記事執筆中の記者が参照できるよう、解禁後しばらくアクセスを維持したい場合はどうすればよいですか?

解禁日以降の期限を長めに設定(例:解禁日から1ヶ月)してください。解禁後は認証を外して誰でも閲覧できる状態にするか、引き続き許可リストで制御するかを用途に応じて判断します。

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