この業種で起きる共有課題
人材紹介のキャンペーン告知には「特定業種限定」「過去3年以内に成約実績のある企業限定」など、対象を絞った条件が記載されていることがある。この条件が対象外のクライアントに伝わると「なぜうちは対象外なのか」という問い合わせや交渉が発生し、営業リソースを無駄に消費してしまう。キャンペーンHTMLは対象企業の担当者だけが開ける状態にしてから配布する必要がある。
メールに添付したHTMLファイルは転送されやすく、「取引先に教えてあげよう」という意図でSNSに貼り付けられるケースも実際にある。URLではなくファイルを添付する形での共有は情報拡散をコントロールできないため、ギガサイト便のURLを発行して認証を設定した上でリンクをメール本文に貼る方法に切り替えるべきだ。
- 相手がログインなしで開ける状態か確認する
- PCとスマホで最低1回ずつ表示を確認する
- 内部情報・個人情報・不要な外部送信が残っていないか見る
- レビュー期限と修正時の差し替え方を決めておく
共有前に隠すべき情報
キャンペーンの根拠として「当社の採用成功率は業界平均の1.8倍」のような数字を掲載する場合、計算の根拠や比較対象が不明なまま外部に出ると、景表法上の「優良誤認」として問題になるリスクがある。数字の根拠は社内に文書として保管し、HTMLには「詳細は担当にお問い合わせください」という一文を添えるにとどめるのが安全だ。
過去の成約実績一覧を掲載する場合、クライアント企業名・職種・人数・期間などが特定できる形での掲載は企業の採用活動の内情を公開することになり、クライアントとの信頼関係を損なう。「製造業・技術職・3ヶ月で充足」程度の抽象化に止め、企業名の掲載は書面で許諾を得た場合だけに限定する。
おすすめ認証方式
20〜50社規模のキャンペーン対象企業への配布には、パスワード認証が最もシンプルだ。全社共通のパスワードをメール本文に記載して送り、キャンペーン終了日の夜中に有効期限を切るよう設定しておけば、告知後の管理コストがほぼゼロになる。
VIPクライアント数社への限定プレビューを先行して行う場合は、メール認証で担当者のアドレスを個別に登録する。プレビュー期間中の閲覧ログを確認し、未開封の担当者には電話でフォローするという運用と組み合わせると、大切なクライアントへの丁寧な対応が実現できる。
- 誰でも見てよい: URL共有のみでもよいが、検索除外は確認する
- 特定の相手だけ: パスワードまたはメール認証を使う
- 会社内だけ: 会社ドメイン認証を検討する
- 短期レビュー: 期限を設定して古いURLを残さない
送付文面とレビュー回収
キャンペーン告知の送付メールには「①キャンペーン内容の要点(3行以内) ②申し込み期限と方法 ③担当者の直通番号」を記載する。HTMLに詳細を書いてあってもメール本文に要約がないと開封率が下がりやすいため、件名も「【限定】〇〇キャンペーンのご案内」のように限定感を出した表現にすると効果的だ。
キャンペーン期間中に条件変更が生じた場合は、ギガサイト便で同URLのままHTMLを差し替え、変更点をメールで再通知する。「○日に条件を一部変更しました」と明記し、変更前に申し込んだ企業への対応方針も合わせて記載すると、問い合わせが集中するのを防げる。
- 確認してほしい観点を3つ以内に絞る
- 期限と返信先を明記する
- 修正後も同じURLで見られるか伝える
- 最終版と途中版が混ざらないようタイトルを付ける
よくある質問
キャンペーン告知を受け取った担当者が「上司にも転送したい」と言っています。どう対応すればよいですか?
上司のメールアドレスを許可リストに追加するか、パスワードを伝えるよう伝えてください。無制限の転送を防ぐには、メール認証で追加登録制にする方が管理しやすいです。
キャンペーン終了後も「実績紹介として参考に見せたい」という声があります。終了後に内容を変えて公開し続けることはできますか?
HTMLを実績紹介用に書き直してから差し替え、認証を解除またはパスワードを変更することで再活用できます。ただしキャンペーン固有の料金や条件は必ず削除してから再公開してください。
同じキャンペーンを異なる業種向けに内容を変えて告知したい場合、URLを業種別に分けるべきですか?
業種ごとに内容が異なるなら、別々のHTMLをアップロードして異なるURLを発行するのが最も管理しやすいです。URLに業種名を含めた命名規則を決めておくと、後から振り返ったときに混乱しません。