ユースケース

ミュージシャンがEPK(電子プレスキット)を共有する方法

ライブ出演の打診やメディア掲載の依頼では、音源リンクとプロフィール、宣材写真を一式まとめたEPKを送る場面が多くあります。重いファイルを添付すると弾かれ、クラウドの雑多な共有リンクは雑に見えがち。ここでは、HTMLでまとめたEPKを認証付きの一時URLで関係者にだけ届ける方法を整理します。

EPKをメール添付で送ると起きる問題

EPKには音源やハイレゾの宣材写真が含まれることが多く、メール添付ではサイズ制限に引っかかりやすいです。受け取った相手も複数の添付を開く手間がかかり、肝心の音源にたどり着く前に後回しにされてしまうことがあります。

一般的なファイル共有リンクをそのまま貼ると、フォルダの中身がフラットに並ぶだけで、アーティストの世界観が伝わりません。メディアやブッキング担当に対しては、プロフィール・音源・写真が一画面で流れるように見えるほうが印象に残ります。

そこで、EPKを一枚のHTMLページにまとめ、共有用のURLとして渡すアプローチが向いています。レイアウトを自分でコントロールでき、リンクひとつで全要素を見てもらえます。

ギガサイト便でEPKを共有する手順

ギガサイト便は、作ったHTMLやZIPサイトをその場で共有URLにできるサービスです。EPK用のHTMLと、写真・音源プレイヤー用のアセットをZIPにまとめてドロップすれば、すぐに共有URLが発行されます。会員登録なしでも公開できます。

  1. EPKをHTMLで作成し、写真やCSS/JSをまとめてZIPにする
  2. ギガサイト便のトップにそのファイルをドロップし、共有URLを受け取る
  3. URL末尾のカスタムスラッグを自分の名義に変更して覚えやすくする
  4. 公開期限と認証方式を設定し、関係者に渡す範囲を決める
  5. 発行されたURLやQRコードをメディア・ブッキング担当に送る

この業務で使うときのおすすめ設定

ミュージシャンがEPK(電子プレスキット)を共有を業務で使うなら、共有前・レビュー中・差し替え・クローズの4段階で考えると運用しやすくなります。成果物を作るだけでなく、誰がいつ何を確認したら完了なのかを先に決めます。

対象読者がそのまま使える依頼文テンプレ、推奨認証方式、公開期限、レビュー完了条件を追加。 レビュー中は新しいリンクを何度も作るより、同じURLで差し替えて「最新版はこのURL」と統一すると確認漏れを減らせます。

  • 共有前: HTML/ZIP、表示崩れ、機密情報、認証方式を確認する
  • レビュー中: 観点、締切、返信先、差し替えルールを明記する
  • 差し替え: 同じURLで更新し、最新版だけを見てもらう
  • クローズ: 承認後に期限切れ・非公開化・最終版保存を行う

送り先に合わせて認証を選ぶ

ギガサイト便では認証方式を、URLのみ・パスワード・メール認証のワンタイムコード・会社ドメイン認証から選べます。広く拡散したいプレス向けにはURLのみ、特定のレーベルや事務所だけに見せたい未発表音源にはメール認証や会社ドメイン認証、といった使い分けができます。

未発表のデモ音源を含むEPKは、関係者以外に流れると困ります。一時公開ページにはnoindexが付いて検索結果には出ませんが、noindexはアクセス制御ではないため、見せたくない相手を確実に締め出すには認証の併用が必要です。

公開期限を設定しておくと、オーディションやツアー打診の期間が終わったあとに古いリンクが残り続けることを防げます。無料プランの公開期限は最長7日なので、短期の売り込みにはそのまま使えます。

リリースや出演ごとにEPKを更新する

新曲のリリースやライブ日程の追加があるたびに、EPKの中身は変わります。ギガサイト便は同じURLのままファイルを差し替えられるので、一度メディアに送ったリンクはそのままに、中身だけを最新へ更新できます。

これにより「先日お送りしたURLに新曲を追加しました」と一言添えるだけで済み、リンクを送り直す必要がありません。相手のブックマークやメールに残ったURLが常に最新のEPKを指します。

誰がいつ見たかを記録するアクセスログにも対応しているため、送ったプレスが実際に開いてくれたかどうかの目安になり、フォローのタイミングを判断しやすくなります。

本番のアーティストサイトとの使い分け

独自ドメインで運用する公式アーティストサイトは、ファンに向けた継続的な発信や検索流入を狙う本番の場として重要です。長く育てるサイトには、独自ドメインでの本番運用に向いたサービスが適しています。

一方でEPKは、特定のメディアや関係者に「今この瞬間に確認・レビューしてもらう」ための資料です。ギガサイト便は、作ったHTMLをすぐ見せて確認してもらう一時共有の用途に強く、出演打診や売り込みごとに使い捨てられる点が向いています。

公式サイトは恒久的な拠点、EPKの共有URLは案件ごとの提出物、と役割を分けると、それぞれの強みを活かせます。

よくある質問

EPKに含めた音源は検索エンジンに見つかってしまいますか。

一時公開ページにはnoindexが付くため検索結果には出ません。ただしnoindexはアクセス制御ではないので、未発表音源など関係者以外に見せたくないものは、パスワードやメール認証などの認証を併用してください。

送った後にプロフィールや新曲を差し替えられますか。

はい。同じURLのままファイルを差し替えられるので、リンクを送り直さずに中身だけを最新のEPKへ更新できます。相手が保存した既存のURLがそのまま最新版を指します。

会員登録しないと使えませんか。

会員登録なしでも公開できます。まず無料で試し、公開期限を長く取りたい、認証を細かく使い分けたいといった必要が出てきた段階でプランを検討するとよいでしょう。

プレスに送ったEPKを実際に見てもらえたか分かりますか。

アクセスログに対応しているため、誰がいつ閲覧したかの記録を確認できます。開封状況を踏まえてフォローの連絡を入れるタイミングの判断材料になります。

レビュー完了の条件はどう決めるとよいですか?

確認観点、締切、承認者、差し替え後の再確認有無を先に決めます。「誰がOKと言ったら完了か」を明確にすると、共有URLが増えても混乱しにくくなります。

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