準備するもの
チェックリストを機能させるには、まず「誰が・何を・いつまでに確認するか」を明記した共有設計を作ることが先決です。URLだけ渡しても相手は何をフィードバックすれば良いか分からないため、確認観点(デザイン全体か、特定のCTAボタンの色かなど)をNotionのページ冒頭に書いておきましょう。
ブラウザのシークレットモードで実際にURLを開き、認証フロー全体を自分で体験することがチェックリストの起点です。パスワード入力画面が正しく表示されるか、入力後にページが表示されるかを発行者自身が確認してから相手に送ると、「開けない」という問い合わせをほぼゼロにできます。
チェックリストはNotionのチェックボックスブロックを使うと、確認済み項目を視覚的にトラッキングできます。案件ごとにテンプレートを複製して使う運用にすると、複数案件を掛け持ちしていても確認漏れが発生しにくくなります。
- 相手がログインなしで開ける状態か確認する
- PCとスマホで最低1回ずつ表示を確認する
- 内部情報・個人情報・不要な外部送信が残っていないか見る
- レビュー期限と修正時の差し替え方を決めておく
実際の手順
手順①:ギガサイト便などの共有サービスでHTMLをアップロードし、URLを発行します。発行直後にURLをコピーし、別ブラウザのシークレットウィンドウへ貼り付けてアクセスを確認します。このとき、意図した認証(パスワード・メール・ドメイン)が機能しているか必ず検証してください。
手順②:Notionの対象ページを開き、「/Bookmark」コマンドで確認用URLをブックマークカードとして挿入します。カードタイトルを案件名+バージョン番号+有効期限に書き換え、チェックボックスブロックで「PCで確認済み」「スマホで確認済み」「機密情報なし確認済み」の3項目にチェックを入れます。
手順③:共有相手にNotionページのURLを通知します。プレビューURLではなくNotionページのURLを共有することで、補足説明・フィードバックコメント・修正履歴を一元管理できます。「見てほしいのはNotion内のリンク先のページ」という点を相手に一言添えると混乱を避けられます。
失敗しやすい点
チェックリストを作ったにもかかわらず「確認した気になって実際には開いていない」ケースが現場では多く見受けられます。チェック項目を「URLを取得した」ではなく「別ブラウザのシークレットモードでアクセスし表示を目視した」のように行動レベルで書くと、作業の抜け漏れを防げます。
NotionのブックマークカードはURL更新時にOGP情報をキャッシュすることがあり、ファイルを差し替えてもサムネイルが古いままになることがあります。クライアントが新旧を混同しないよう、ファイル差し替え後はカードタイトルに更新日時を追記し、古いカードを削除する運用を徹底してください。
テンプレ文面
Notionページ内のチェックリストを完了したら、クライアントへの共有メッセージをコピーして送信します。テンプレ例:「〇〇様、下記NotionページにWebデザイン確認用のプレビューリンクを設置しました。ページ内のリンクをクリックするとプレビューをご覧いただけます。確認観点と期限もページ内に記載しています。」
フィードバックを受け取る場所はNotionのコメント欄に統一し、メール・チャット・電話での個別フィードバックは受け取らないルールを事前に伝えると、修正内容の追跡が楽になります。「ご意見はこのNotionページのコメント欄へお願いします」という一文をテンプレに必ず含めてください。
よくある質問
Notionの無料プランでもチェックリスト付きのURL共有ページは作れますか?
作れます。チェックボックスブロック・ブックマークカード・コメント機能はNotion無料プランでも利用可能です。ただしゲストユーザー数の上限に注意が必要で、クライアントをゲストとして招待する場合は上限を確認してください。
チェックリストを使いまわすため、Notionのテンプレート機能を活用する方法を教えてください。
チェックリストページを作成したら、ページ右上の「…」メニューから「テンプレートとして保存」を選択します。次回からは新規ページ作成時にそのテンプレートを選ぶだけで、チェックリストを複製して使えます。
ギガサイト便のURLをNotionに貼る場合、ドメイン認証と別途Notionのアクセス権設定は必要ですか?
別々に管理が必要です。ギガサイト便の認証はURLへのアクセス制御を担い、Notionのアクセス権はNotionページ自体の閲覧制御を担います。どちらか一方だけ設定してももう片方が抜け穴になるため、両方の設定を確認してください。