準備するもの
緊急時用のチェックリストは、平時に用意しておくことが重要です。①利用中の共有サービスの管理画面URL、②管理画面のログイン情報(パスワードマネージャーへの登録状況)、③共有済みURLの記録台帳(スプレッドシート等)の3つを事前に整備しておきます。この3点があるだけで、緊急時の対応速度が大幅に上がります。
共有URLの記録台帳には「プロジェクト名・URL・共有先・共有日時・確認期限・利用サービス」の列を設けておきましょう。案件が増えると「どのサービスにアップしたか覚えていない」というケースが出てくるため、記録台帳は共有するたびにすぐ更新する習慣が必要です。
- 相手がログインなしで開ける状態か確認する
- PCとスマホで最低1回ずつ表示を確認する
- 内部情報・個人情報・不要な外部送信が残っていないか見る
- レビュー期限と修正時の差し替え方を決めておく
実際の手順
チェック①:記録台帳から対象URLとサービス名を確認する。チェック②:そのサービスの管理画面にログインする。チェック③:対象プロジェクトを見つけ、非公開または削除を実行する。チェック④:シークレットウィンドウで対象URLを開いてアクセスできないことを確認する。
チェック⑤:記録台帳の「共有先」列を参照して通知すべき相手を特定する。チェック⑥:共有先全員に非公開の旨を通知する(メール・Slack・電話のうち最も確実な手段で)。チェック⑦:記録台帳に「非公開日時・理由」を記録する。
チェック⑧(修正後):修正版をアップロードして再公開する。チェック⑨:再公開後に共有先へURLと変更点を通知する。チェック⑩:記録台帳に「再公開日時・新URL(変更があれば)」を追記して完了。このステップを記録しておくと後から案件の経緯を追えます。
失敗しやすい点
チェックリストを使っていても失敗しやすいのが「⑦の記録を後回しにすること」です。「修正が完了してから書こう」と思っているうちに忘れ、何日後かに「いつ非公開にしたんだっけ」という状況になります。非公開操作の直後に記録するのをルール化しましょう。
もう一つは「転送されていたURLのことを忘れること」です。直接送った相手以外が閲覧可能になっていた場合(Slackチャンネルへの投稿、社内Wikiへの貼り付けなど)、それらの場所からのアクセスも止める必要があります。URLを非公開にすれば技術的には止まりますが、貼り付けられた投稿の削除もあわせて行いましょう。
テンプレ文面
緊急非公開チェックリスト完了後の通知テンプレ:「件名:[お知らせ] プレビューURL一時停止のご連絡。本文:〇〇様、〇月〇日〇時にプレビューURLを一時停止しました。修正完了後、改めてご連絡します。ご不便をおかけして申し訳ありません。(担当:〇〇)」短くまとめることで、クライアントが読む負担を減らせます。
再公開後の通知テンプレ:「件名:[再開] プレビューURL再公開のご連絡。本文:修正が完了し、プレビューURLを再公開しました。URLは変わりません:[URL]。修正点:〇〇を〇〇に修正しました。引き続きご確認をよろしくお願いします。」修正点を明記することで、クライアントがどこを再確認すればよいかを迷わずに済みます。
よくある質問
チェックリストをデジタルで管理するおすすめのツールはありますか?
NotionやLinearのテンプレート機能を使うのが便利です。案件ごとにページを複製してチェックリストとして使えます。スプレッドシートで管理する場合はGoogle Sheetsにフォームを連携し、共有するたびに自動記録される仕組みを作ると漏れが減ります。
非公開後に同じURLを別の案件に使い回すことはできますか?
サービスの仕様によりますが、一般的にURLはプロジェクト固有のものが発行されるため使い回しはできません。混乱を防ぐためにも、案件ごとに新しいプロジェクトを作成して独立したURLを使うことをおすすめします。
チェックリストの対応が完了するまで何分かかりますか?
準備が整っていれば、非公開操作と確認は2〜3分で完了します。通知の作成と送付に5〜10分かかるため、合計15分以内が目安です。緊急時でも焦らずチェックリスト通りに進めることが、ミスを防ぐポイントです。