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Figma Prototypeから一時共有URLへ切り替えるタイミング

「Figma Prototypeで共有していたけれど、途中からHTML共有サービスに切り替えた方がいいかも」と感じる瞬間が開発フローの中には何度か訪れる。切り替えのタイミングを誤ると、共有URL変更の連絡漏れや古いリンクの混在が起きる。このページでは切り替えを判断する具体的な条件を整理する。

できること

Figma Prototypeは画面設計の初期フェーズ〜中期フェーズにかけて、チームメンバーやステークホルダーとインタラクションイメージを共有するのに適している。コーディング前の段階で「この遷移でよいか」「このアニメーションの速度感でよいか」を確認する用途であれば、Figmaのランタイム上で完結するため他のツールを導入する必要がない。

FigmaのPrototypeリンクは即時生成できるため、デザイン修正直後に「今直したので確認してもらえますか」と送れる速度感がある。社内のデザインレビューや週次ステータス確認など、頻度が高くインフォーマルなフィードバックループでは、このスピードが生産性に直結する。

  • 相手がログインなしで開ける状態か確認する
  • PCとスマホで最低1回ずつ表示を確認する
  • 内部情報・個人情報・不要な外部送信が残っていないか見る
  • レビュー期限と修正時の差し替え方を決めておく

できないこと

FigmaはHTML・CSS・JavaScriptで実装された成果物をそのままホストすることができない。エンジニアがコーディングを終えた段階では、実装物をFigma Prototype上で見せることは技術的に不可能であり、実際の動作環境での確認には別の共有手段が必要になる。

Figma Prototypeでは誰がリンクを開いたかのアクセスログを取得できず、レビュー完了の証跡を残せない。納品物のレビュー承認を正式なフローとして記録する必要がある場合、Figmaだけでは承認の証拠が残らないため、メールやタスク管理ツールでの補足が必須になる。

認証と期限の違い

切り替えが必要になる最大のサインは「コーディングが始まったタイミング」だ。デザインの議論からHTML実装の確認へ移ったとき、Figma Prototypeは役割を終えて実装確認ツールに主役の座を譲る。この節目でHTML共有サービスに移行し、アクセス制限と期限を設定することでレビュー品質が上がる。

もう一つの切り替えサインは「社外クライアントが関わり始めたとき」だ。社内確認ではFigmaリンクのまま進めていても、外部の取引先やエンドクライアントにコンテンツを見せる段階に入ったら、会社ドメイン認証やパスワード認証でアクセスを絞るHTML共有サービスへ切り替えるタイミングといえる。

  • 誰でも見てよい: URL共有のみでもよいが、検索除外は確認する
  • 特定の相手だけ: パスワードまたはメール認証を使う
  • 会社内だけ: 会社ドメイン認証を検討する
  • 短期レビュー: 期限を設定して古いURLを残さない

差し替え・レビュー運用

切り替え時の最大の注意点は「古いFigmaリンクを関係者が使い続けるリスク」だ。HTMLレビューURLを新たに発行した際は、SlackやメールでFigmaリンクを使わないよう明示的に周知する。古いリンクを無効化する設定と新URLの案内を同時に行うことで、混在を防げる。

HTML共有サービスに切り替えた後も、Figma Prototypeを「インタラクションの参照用」として残しておくケースがある。この場合は社内用Figmaリンクと社外用HTMLリンクを明確に使い分けるルールを設け、誤って社内用Figmaリンクを社外に送らないよう命名規則やチャンネルの分離をしておくと安全だ。

  • 確認してほしい観点を3つ以内に絞る
  • 期限と返信先を明記する
  • 修正後も同じURLで見られるか伝える
  • 最終版と途中版が混ざらないようタイトルを付ける

向いているケース早見表

Figma Prototypeを使い続けるのが向いているのは、チーム内のデザインレビューで修正サイクルが週に複数回ある場合、デザイナーとエンジニアが同じFigmaワークスペースを使って設計議論をしている場合など。切り替えコストより速度が優先されるフェーズはFigmaを維持する。

HTML共有サービスへの切り替えを検討すべきなのは、(1)コーディングが始まって実装の確認が必要になった、(2)社外クライアントへの正式な成果物提出が近い、(3)期限を区切ったレビュー依頼をしたい、の3条件のどれかを満たしたとき。これらのサインを意識することでタイミングを逃さずスムーズに移行できる。

よくある質問

Figma Prototypeのリンクは切り替え後もそのまま生かしておいてよいですか?

HTML共有サービスへ移行した後は、古いFigmaリンクを共有設定からオフにすることを推奨します。特にコーディング後の確認フェーズでは旧デザインと新実装が混在するとレビュアーが混乱するため、古いリンクは速やかに無効化してください。

切り替えのタイミングで相手に何を伝えれば混乱が防げますか?

「Figmaのリンクは終了しました。今後はこちらのURLで確認をお願いします(有効期限:◯月◯日)」と一言添えると誤アクセスを防げます。新旧URL両方を一通のメールに書いて、旧URLを使わないよう明示するのが効果的です。

エンジニアが実装した後のHTMLをFigma上で確認させることはできますか?

Figmaは外部ホストのHTMLをiframe等で埋め込む標準機能を持たないため、コーディング済みの実装をFigma上で直接確認させることはできません。実装確認はVercelやNetlifyのプレビュー、またはギガサイト便などのHTML共有サービスを使う必要があります。

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