準備するもの
チェックリストを毎回コピーして使えるテンプレートとして用意しておく。Notionのページテンプレートやスプレッドシートのシートコピーで運用するのが手軽だ。案件名・担当者・閲覧者リスト・公開期限・使用サービス名を記入する欄をヘッダーに設けておくと、後から振り返るときに迷わない。
チェックリストに含める項目は「デモ品質」「認証設定」「配布」「期限管理」の4カテゴリで整理する。デモ品質カテゴリには「noindex設定済み」「外部APIへの本番リクエストなし」「HTMLコメントに内部情報なし」「PC・スマホ表示確認済み」を入れる。認証設定カテゴリには「認証方式の選択と理由の記録」「有効期限の設定と閲覧者への通知」を入れる。
- 相手がログインなしで開ける状態か確認する
- PCとスマホで最低1回ずつ表示を確認する
- 内部情報・個人情報・不要な外部送信が残っていないか見る
- レビュー期限と修正時の差し替え方を決めておく
実際の手順
チェックリストは単独で使うのではなく、共有作業のSlackスレッドや案件管理ツールのチケットに貼り付けて使う。全員が同じリストを見ながら作業を進めることで、「確認した・していない」の齟齬がなくなる。完了した項目は担当者名と完了日時を記入して記録に残す。
フィードバック回収フェーズでは「確認してほしい観点を3つ以内に絞る」「期限と返信先を明記する」「修正後も同じURLで確認できるか伝える」の3点をチェックする。観点が多すぎるとフィードバックが散漫になり、少なすぎると重要な見落としが発生する。3つという数字は多くの現場での経験則として機能する。
失敗しやすい点
チェックリストの最大の落とし穴は「自分で作業して自分でチェックすること」だ。自分の作業のミスは自分では見つけにくい。理想的には「デモ作成担当」と「チェックリスト確認担当」を別にするか、最低でも翌日に改めてチェックする時間を設けることで見落としが大幅に減る。
「最終版と途中版が混ざらないようタイトルをつける」項目も軽視されがちだ。HTMLのtitleタグに「〇〇記事デモ v2(レビュー用・2026-06-25)」のようにバージョンと日付を入れておくと、閲覧者が現在見ているのがどのバージョンかを自分で確認できる。フィードバックに「先日のURLのやつですが…」という曖昧な表現が来たときに、バージョンの特定に使える。
テンプレ文面
閲覧者への共有メール(チェックリスト確認済み版):「本文:チェックリストに基づき確認済みです。URL()にアクセスして記事デモをご確認ください。パスワード:XXXX。確認観点:①リード文の引き込み力 ②見出しの流れ ③本文のトーン。〇月〇日までにこのメールへご返信ください。URLは〇月〇日に無効化します。」
公開終了後のフォロー文:「記事デモのURLを終了しました。いただいたご意見を反映した修正を進めています。公開予定は〇月〇日です。今回のレビューフローで改善できる点があればこのメールへご返信ください。次回のデモレビューに反映します。」
よくある質問
チェックリストをSlackに貼った場合、完了チェックはどうやって管理すればよいですか?
Slackの絵文字リアクションで代替するのが手軽です。各項目を箇条書きで投稿し、確認完了したらその行に担当者がチェックマーク絵文字を付けるルールにすると、誰が何を確認済みかが一目でわかります。
チェックリストで「内部情報・個人情報が残っていないか」を確認する際、画像のEXIFデータも対象ですか?
対象です。スマートフォンで撮影した写真にはGPS座標や撮影日時・端末情報が埋め込まれています。ExifToolやウェブ上のEXIF確認ツールで確認し、必要であればEXIF除去ツールで削除してからHTMLに含めてください。
チェックリストの「相手がログインなしで開ける状態か確認する」とは具体的にどういう意味ですか?
パスワードや会社ドメイン認証を意図的に設定している場合は「ログインが必要な状態」が正しく、この確認は「意図せず認証なしで誰でもアクセスできる状態になっていないか」を確かめるものです。設定後は自分でシークレットウィンドウからアクセスして認証が要求されることを必ず確認してください。