この業種で起きる共有課題
デモページのURLをメールで送付した後、見込み客の担当者がそのURLを上司や他部門に転送するケースがあります。これ自体は問題ないことも多いですが、見込み客の競合企業が同じ展示会に出展予定の場合、ブース演出のアイデアが間接的に流出するリスクを考慮する必要があります。
インタラクティブなデモページは4G回線のスマートフォンでは読み込みに時間がかかることがあります。見込み客が展示会の視察中にスマートフォンでデモを確認することを想定し、画像の軽量化と初期表示速度を事前に確認しておいてください。通信環境の悪い会場内でも2秒以内に表示されることが理想です。
- 相手がログインなしで開ける状態か確認する
- PCとスマホで最低1回ずつ表示を確認する
- 内部情報・個人情報・不要な外部送信が残っていないか見る
- レビュー期限と修正時の差し替え方を決めておく
共有前に隠すべき情報
デモページに他の出展社の実際のブース写真・売上実績・来場者数を掲載している場合は、その企業から書面での使用許可を取得する前に外部共有しないでください。「弊社実績」として掲載する場合でも、クライアント企業名が特定できる情報は見込み客への開示前に確認が必要です。
デモの動作に外部APIや有料コンテンツを使っている場合、HTMLソースにAPIキーやアクセストークンが残っていないか確認してください。デモ用の一時キーであっても、見込み客の技術担当者がソースコードを調べた際に漏洩すると、サービス不正利用のリスクが生じます。
おすすめ認証方式
見込み客1社に対して営業担当者が1〜2名の窓口担当を把握している場合は、その担当者のメールアドレスを個別登録するメール認証が最適です。デモを閲覧したアドレスのログが残るため、「誰がいつ確認したか」を営業活動の参考情報として活用できます。
見込み客が複数社いてそれぞれ異なる版のデモを確認させたい場合は、案件ごとに別URLを発行して管理します。クライアントA用・クライアントB用と分けることで、「Aさんに送るはずのデモをBさんに見せてしまった」という誤送信トラブルを構造的に防げます。
- 誰でも見てよい: URL共有のみでもよいが、検索除外は確認する
- 特定の相手だけ: パスワードまたはメール認証を使う
- 会社内だけ: 会社ドメイン認証を検討する
- 短期レビュー: 期限を設定して古いURLを残さない
送付文面とレビュー回収
デモページの送付メールには「3点だけご確認いただければ幸いです:①演出の世界観がブランドイメージに合うか、②動線の見やすさ、③追加したい要素のご要望」と具体的な質問を明示します。漠然と「ご感想をお聞かせください」と送るよりも、回答率と回答の質が大幅に向上します。
フィードバック回収後に内容を反映して差し替えた場合は「ご指摘を受けて〇〇の部分を修正しました」と変更箇所を明示して再送します。同じURLで常に最新版が見られることを伝えておくと、見込み客が混乱せずに最終確認できます。受注判断のタイムラインも確認時に一緒に伺うと商談が加速します。
- 確認してほしい観点を3つ以内に絞る
- 期限と返信先を明記する
- 修正後も同じURLで見られるか伝える
- 最終版と途中版が混ざらないようタイトルを付ける
よくある質問
見込み客がデモページを何回閲覧したかを知ることはできますか?
ギガサイト便のアクセスログで閲覧回数・時刻・デバイス種別を確認できます。複数回閲覧されているページは興味関心が高いサインとして営業フォローのタイミング判断に活用してください。
デモを見た見込み客から「このページを社内会議で共有したい」と言われた場合、どう対応すればよいですか?
社内会議の参加者を追加でメール認証に登録するか、一時的にパスワード認証に切り替えてパスワードを共有する方法があります。どちらも閲覧範囲の拡大前に営業内部で承認を得ることを推奨します。
受注が決まった後、同じデモURLを契約書添付資料として使うことはできますか?
参照用として継続利用は可能ですが、デモ専用の軽量ページと正式な仕様書は別管理にすることを推奨します。デモページを後から更新した場合に契約時点の内容と変わってしまうリスクがあるためです。