何が共有しづらいのか
Base44が出力するHTMLスライドはreveal.jsやimpress.jsをCDNから読み込む構成が多い。ローカルファイルとしてメール添付すると、ブラウザのCORSポリシーでスクリプトがブロックされ、アニメーションや画面遷移が一切動かないケースがある。受信側が「スライドが壊れている」と判断してレビューを止めてしまうリスクが高い。
またBase44のプレビュー画面URLはセッションに紐づいているため、URLをそのまま送っても相手がログインなしで開ける保証がない。スマートフォンで確認すると文字が極小になる場合もあり、送付前にPCとスマホの両方で表示を確認してからURLを発行する手順が必要だ。
- 相手がログインなしで開ける状態か確認する
- PCとスマホで最低1回ずつ表示を確認する
- 内部情報・個人情報・不要な外部送信が残っていないか見る
- レビュー期限と修正時の差し替え方を決めておく
URL化する前の確認点
HTMLスライドのソースを開き、`<script src=>`タグのうちCDN以外の外部ドメインに向いているものを確認する。発表者ノートを送信するWebSocketや、Google Analyticsなどのトラッキングスクリプトが混入していると、レビュアーの行動が意図せず外部に送信される。`form action`属性やfetch呼び出しも同様にチェックし、不要なものはコメントアウトしてから共有ファイルを作る。
画像や背景動画を外部URLで参照している場合、共有先の環境から到達できないドメインだとコンテンツが抜けて見える。パスを相対パスに直すか、アセットをHTMLに埋め込む(base64化する)方法が確実だ。最後にブラウザの検索(Ctrl+F)でAPIキーらしき英数字列が含まれていないかを全文検索し、誤って含めていないかを確認する。
- HTML内の外部script・form action・iframeを確認する
- APIキーやトークンらしき文字列がないか検索する
- 画像・CSS・JSのパスが公開後も解決できるか見る
- noindexと認証を混同せず、必要なら両方設定する
認証と期限の決め方
スライドの内容が公開情報であれば認証なしでもよいが、検索エンジンにインデックスされないよう`noindex`設定は必ず確認する。社外の特定クライアント1社だけに見せる場合は、パスワード認証が最も手軽だ。URLとパスワードを別々の手段(URLはSlack、パスワードはメール)で伝えると、万一どちらかが漏洩しても即座に閲覧されるリスクを下げられる。
コンペ資料など閲覧期限が重要なケースでは、共有URLに有効期限を設定する。期限切れ後は自動でアクセス不可になるため、古いURLが使い回されて最新版との混乱を防げる。修正版を差し替えた際も同じURLを維持できるサービスを選ぶと、受け取った側が再度URLを確認し直す手間が省ける。
- 誰でも見てよい: URL共有のみでもよいが、検索除外は確認する
- 特定の相手だけ: パスワードまたはメール認証を使う
- 会社内だけ: 会社ドメイン認証を検討する
- 短期レビュー: 期限を設定して古いURLを残さない
共有後のフィードバック回収
「全体的にどう思うか」という漠然とした質問はフィードバックを拡散させる。スライドレビューでは「3枚目の価格比較表が分かりにくいか」「トーンがターゲット層に合っているか」など観点を2〜3点に絞り、URLと一緒に送る文面に書き添える。観点が絞れていると、受信側が5分以内に返信できる。
修正後に差し替えた場合は「同じURLで最新版に更新しました」と一言添える。静的HTML共有ツールの多くはファイルを上書き再アップロードすることでURLを変えずに内容を更新できる。途中版と最終版を区別するためにファイル名やタイトルタグにバージョンを付けておくと、どのURLがどの版かを後から追跡しやすい。
- 確認してほしい観点を3つ以内に絞る
- 期限と返信先を明記する
- 修正後も同じURLで見られるか伝える
- 最終版と途中版が混ざらないようタイトルを付ける
よくある質問
Base44のプレビューURLをそのままレビュアーに送ってもいいですか?
Base44のプレビューURLはセッション認証が必要なため、相手がログインしていないと開けません。zipをエクスポートして静的HTML共有サービスに上げる方法を推奨します。
スライドのアニメーションが共有先で動かない場合の原因は何ですか?
CDN参照スクリプトがローカルfile://プロトコルでブロックされていることが多いです。HTTPSで配信される共有URLから開けば大抵解決します。それでも動かない場合は外部ドメインへのfetch呼び出しを確認してください。
レビュー期限が過ぎた後、同じURLで新しいスライドを共有できますか?
期限付き設定の場合はURLが失効するため、新しいURLを発行し直す必要があります。期限を使わず上書きアップロード運用にすれば、同じURLで継続共有できます。