用語解説

TXTレコードとは?HTML共有・AI生成サイトでの意味をやさしく解説

会社ドメイン認証付きのHTML共有サービスを設定しようとすると、「TXTレコードをDNSに追加してください」という手順が出てくることがあります。メールの認証や所有権確認によく使われるTXTレコードとは何か、HTML共有でなぜ必要になるかを具体例で解説します。

ひとことで言うと

TXTレコードはDNS(ドメインネームシステム)に任意のテキストデータを保存できるレコード種別です。もともとは人間が読むコメントを格納する用途でしたが、現在はドメイン所有権の証明・メール送信者認証(SPF・DKIM)・外部サービスの設定検証など、機械が読む情報の保存に広く使われています。

TXTレコードはDNS管理画面でホスト名と値を指定するだけで設定できます。設定値は共有サービスや認証機関が発行するランダムな文字列であることが多く、「このTXTレコードを持っているドメインはこのサービスが管理している」という証明に使います。

  • 相手がログインなしで開ける状態か確認する
  • PCとスマホで最低1回ずつ表示を確認する
  • 内部情報・個人情報・不要な外部送信が残っていないか見る
  • レビュー期限と修正時の差し替え方を決めておく

HTML共有で関係する場面

ギガサイト便のような会社ドメイン認証を提供するHTML共有サービスでは、「@your-company.comのメールアドレスを持つ人だけプレビューURLを開ける」機能のドメイン所有権確認にTXTレコードを使うことがあります。サービスが発行した認証コード(例:gigasite-verify=abcd1234...)をyour-company.comのTXTレコードに追加することで、サービス側がドメイン所有を確認できます。

Google Workspace・Microsoft 365のビジネスメールを新しいドメインで設定するときにもSPFやDKIMのTXTレコードが必要です。これらのメール認証レコードが正しく設定されていないと、共有サービスからのメール通知が迷惑メールに振り分けられたり届かなかったりする場合があります。HTML共有で「メール通知が来ない」というトラブルの原因の一つです。

よくある誤解

「TXTレコードは1つしか設定できない」という誤解があります。TXTレコードは同一ドメインに複数設定できます。SPFのTXTレコードとサービス所有権確認のTXTレコードを同時に持つことが可能で、それぞれ別の行として管理します。ただしSPFは1行に複数設定すると正しく機能しないため、SPFは1つのTXTレコードに集約する必要があります。

「TXTレコードを設定すればすぐ使える」と思っているユーザーもいます。TXTレコードにもTTL(Time To Live)があり、変更後の反映には数分〜数時間かかります。設定直後にサービスがTXTレコードを検証しても「まだ確認できません」と返す場合があり、時間を空けてから再検証する必要があります。

安全に使うための注意点

TXTレコードの値は共有サービスの公式ダッシュボードまたは公式ドキュメントに記載されているものだけを使用してください。フィッシング攻撃としてサポートを装い偽の認証コードをTXTレコードへ追加させる手口が報告されています。不審なメールや電話でTXTレコードの変更を求められた場合は、公式サイトから直接ログインして確認してください。

TXTレコードの棚卸しも定期的に行ってください。過去に使ったサービスの検証レコードが残ったままになっているケースがあり、機密情報の意図しない漏洩や攻撃者によるなりすましリスクになります。3か月ごとにDNS管理画面の全TXTレコードを一覧し、用途不明なものは発行元サービスを確認してから削除してください。

SPFレコードは「v=spf1 include:...」で始まるTXTレコードで、自社ドメインから送信可能なメールサーバーを宣言します。HTML共有サービスがメール通知機能を持ち自社ドメインを差出人として送信する場合は、そのサービスのSPFエントリを自社のSPFレコードに追加する設定が必要です。設定しないとメールがスパム判定されます。

よくある質問

TXTレコードが正しく設定されているか確認する方法はありますか?

ターミナルでdigコマンド(dig your-company.com TXT)を実行するか、Google Admin ToolboxのCheck MX(https://toolbox.googleapps.com/apps/checkmx/)を使うと確認できます。オンラインのDNSルックアップツールでも手軽に確認可能です。

TXTレコードとMXレコードは何が違いますか?

MXレコードはそのドメイン宛てのメールをどのサーバーへ配送するかを指定する専用レコードです。TXTレコードは汎用テキストデータを格納するもので、所有権確認・SPF・DKIMなど多目的に使われます。

SPFのTXTレコードが複数ある場合はどうなりますか?

SPFは1ドメインにTXTレコードが複数あると正しく機能せず、受信サーバーがPermerrorと判定します。複数のメールサービスを使う場合は、1つのSPFレコードにinclude句を連ねてまとめてください。

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