ひとことで言うと
サブドメインとは、メインドメインの前に付けた文字列で別の場所・サービスを示すDNS上の名前です。たとえば example.com がメインドメインなら、preview.example.com・api.example.com・docs.example.com はいずれもそのサブドメインです。それぞれ異なるサーバーやサービスに向けることができます。
サブドメインはメインドメインの所有者だけが作成できるため、「このURLが example.com のサブドメインなら example.com の管理者が設定したもの」と判断できます。AI生成サイトの共有URLに自社ドメインのサブドメインを使うと、受け取り手に信頼感を与えられます。
- 相手がログインなしで開ける状態か確認する
- PCとスマホで最低1回ずつ表示を確認する
- 内部情報・個人情報・不要な外部送信が残っていないか見る
- レビュー期限と修正時の差し替え方を決めておく
HTML共有で関係する場面
ギガサイト便のような共有サービスでは、会社のドメイン(例:your-company.com)のCNAMEレコードをサービス側のドメインへ向けることで、preview.your-company.com という自社サブドメインの共有URLを使えるようになります。受け取り手は自社ドメインのURLなので外部サービスとわかりにくく、プレビューへの信頼感が高まります。
メール認証・会社ドメイン認証でアクセスを制限する場合、許可するメールアドレスのドメインと共有URLのサブドメインは別の概念であることに注意が必要です。@your-company.com のメールアドレスを持つ人だけが開けるよう設定する機能は「メールドメイン認証」であり、URLのサブドメインとは独立した設定です。
よくある誤解
「サブドメインはメインドメインと完全に分離された別のサイト」という誤解があります。サブドメインとメインドメインは同じ組織が管理するDNS上の名前であり、SSLワイルドカード証明書(*.example.com)を使えば同一の証明書をメインとサブで共有できます。オリジンとしてはブラウザから見ると別ですが、管理権限は同じです。
「サブドメインを増やすとSEOが分散する」という心配を持つ方がいますが、プレビュー共有専用のサブドメインはnoindexを設定するか検索エンジンにクロールさせない設定にすれば影響しません。AI生成サイトのプレビュー共有は本番公開前のレビュー用途なので、robots.txtや<meta name='robots' content='noindex'>で確実に除外してください。
安全に使うための注意点
自社ドメインのサブドメインをCNAMEで外部サービスに向けたまま放置すると「サブドメインテイクオーバー」攻撃に悪用される可能性があります。外部サービスを解約した後、CNAMEレコードが残っていると攻撃者が同名のサービスアカウントを取得して自社サブドメインを乗っ取れます。サービス利用終了後は必ずDNSのCNAMEレコードも削除してください。
サブドメインのSSL証明書はメインドメインと別に管理される場合があります。Let's Encryptなどの証明書には有効期限(90日)があるため、自動更新が止まると証明書エラーが表示され共有URLにアクセスできなくなります。Cloudflareのような自動更新対応のサービスを利用するか、証明書の有効期限を定期的に確認する運用が必要です。
共有URLに使うサブドメインは用途がわかる名前にすることを推奨します。preview・staging・review など意図が伝わる名前にしておくと、チームメンバーが誤って本番URLと混同するリスクを減らせます。また不要になったサブドメインのDNSレコードを定期的に棚卸しし、使われていないレコードを削除することがセキュリティ上の良い習慣です。
よくある質問
サブドメインを設定するにはどこで操作しますか?
ドメインを購入したレジストラ(お名前.com・Cloudflare・AWS Route53等)のDNS管理画面でAレコードまたはCNAMEレコードを追加します。変更は反映まで数分〜最大48時間かかる場合があります。
サブドメインと共有URLのパス(/preview/...)はどちらが適していますか?
用途が明確に分離される場合はサブドメイン、同一サービス内の機能の一部ならパスが管理しやすいです。外部共有用のプレビューURLはサブドメインで分離する方が、本番URLとの混同を防ぎやすくなります。
サブドメインテイクオーバーとはどういう攻撃ですか?
外部サービスを解約後もCNAMEレコードが残っている場合、攻撃者が同じサービスで同名のアカウントを取得し、自社サブドメインのURLを乗っ取る攻撃です。解約時にDNSレコードの削除を徹底することで防止できます。