ひとことで言うと
AVIFはAV1動画コーデックから派生した静止画フォーマットで、同等の画質でWebPよりさらに20〜50%ファイルサイズが小さくなることがあります。特に写真の細部や自然のグラデーションで高い圧縮効率を発揮し、100KBの写真が40KB前後になるケースもあります。
AIが生成するHTMLでAVIFが使われることはまだ少ないですが、手動でAVIFに変換してHTMLのpictureタグに追加することで恩恵を受けられます。Squooshでブラウザ上から変換でき、特別な設備は不要です。
- 相手がログインなしで開ける状態か確認する
- PCとスマホで最低1回ずつ表示を確認する
- 内部情報・個人情報・不要な外部送信が残っていないか見る
- レビュー期限と修正時の差し替え方を決めておく
HTML共有で関係する場面
写真が多いポートフォリオやイベントレポートをHTMLで共有する際、AVIFを使えば同じ画質でファイル総量をWebPよりさらに削減できます。ギガサイト便のような共有サービスでアップロードサイズの上限がある場合、AVIFへの変換がその制限をクリアする有効な手段になります。
AVIFはpictureタグで複数フォーマットを並記する方法が現実的です。`<source type="image/avif" srcset="photo.avif">`を最初に書き、次に`<source type="image/webp" srcset="photo.webp">`、最後に`<img src="photo.jpg">`を置くと、ブラウザが対応するフォーマットを自動選択します。変換の手間はかかりますが、モバイルユーザーの体験が大幅に改善します。
よくある誤解
「AVIFはどの環境でも使える」は誤りです。2024年現在、Chrome・Firefox・Edgeでは対応していますが、Safari 16.4以前では非対応です。iOS 16.4未満の端末では表示されないため、pictureタグでWebPかJPEGへのフォールバックなしにAVIFだけを指定するのは危険です。
「圧縮率が高いほど品質が落ちる」という心配をしすぎるケースもあります。AVIFはWebPより圧縮率が高くても、人の目で見て判別しにくい情報を効率よく削る技術に優れています。品質設定60〜75%程度でも多くの写真で画質の劣化がわかりにくく、品質75%のJPEGより実際には鮮明に見えることがあります。
安全に使うための注意点
AVIFへの変換はWebPより処理時間がかかります。大量の写真を一括変換する場合はツールによっては数分以上かかることがあり、共有作業の直前ではなく余裕を持って事前に変換しておきましょう。バッチ変換には`sharp`(Node.js製)や`libavif`のCLIツールが効率的です。
共有するHTMLにAVIFを含める場合、サーバーが`Content-Type: image/avif`を正しく返すよう設定する必要があります。一部のホスティングサービスはAVIFのMIMEタイプを未登録のままで返すことがあり、ブラウザが画像を認識できずに壊れた表示になることがあります。ギガサイト便などのサービスがAVIFに対応しているかを事前に確認してください。
よくある質問
AVIFとWebPはどちらを優先して使えばいいですか?
pictureタグでAVIFを第一候補、WebPを第二候補、JPEGをフォールバックとする構成が現時点の推奨です。AVIFだけを使うと古いSafariで表示されないため、単独使用は2026年以降に対応状況が改善してから検討する方が安全です。
Squooshを使ってJPEGをAVIFに変換する手順を教えてください。
squoosh.appをChromeで開き、変換したいJPEGをドラッグアンドドロップします。右側のエンコード設定で「AVIF」を選択し、Qualityを60〜75に設定してダウンロードボタンを押せば変換完了です。
自分のMacでAVIFファイルをプレビューして確認できますか?
macOS Sequoia(15)以降のプレビューアプリでAVIFを開けます。それ以前のmacOSではファイルを直接開けないことがありますが、Chrome・Edge・Firefoxのブラウザでローカルファイルとして開けば表示を確認できます。