よくある原因
相手が「別のサイトに飛んだ」と言う場合、実際には(1)HTMLに埋め込まれた外部リンク、(2)ブラウザ拡張機能によるリダイレクト、(3)共有URLが古くなって別のページに転送されている、という3パターンが考えられます。最初のメッセージで状況を一度に確認できると診断が速くなります。
「飛んだ先のURL」と「クリックした箇所」の2つが揃えば原因の8割は特定できます。この情報なしに「修正してみます」と返すと、無関係な箇所を直して再度「まだ飛びます」となるループに入りやすいです。
- 相手がログインなしで開ける状態か確認する
- PCとスマホで最低1回ずつ表示を確認する
- 内部情報・個人情報・不要な外部送信が残っていないか見る
- レビュー期限と修正時の差し替え方を決めておく
自分側で確認すること
相手から情報が届いたら、報告されたリンクのhref値をHTMLソースで検索します。`Ctrl+F`で遷移先URLの一部(ドメイン名など)を検索すると、どの要素が原因かをすぐに特定できます。見つかった場合は`href="#"`に書き換えてから再アップロードしてください。
再アップロード後は自分でも同じリンクをクリックして遷移しないことを確認してから、相手に「修正しました。再度試していただけますか?」と伝えます。キャッシュ回避のため、ギガサイト便で差し替えた場合は新しいURLを送り直すのが確実です。
- HTML内の外部script・form action・iframeを確認する
- APIキーやトークンらしき文字列がないか検索する
- 画像・CSS・JSのパスが公開後も解決できるか見る
- noindexと認証を混同せず、必要なら両方設定する
相手側で確認すること
相手に送る確認依頼の文面例:「ご報告ありがとうございます。原因を調査するために、①クリックした場所(ボタン名やテキスト)、②飛んだ先のURL(アドレスバーに表示されたURL)、③使っているブラウザとデバイス(例:iPhone Safari)、の3点を教えていただけますか?」
相手が非エンジニアで「URLをコピーする方法がわからない」と言う場合は、「アドレスバーを長押し→全選択→コピー」(スマホ)、または「アドレスバーをクリックしてCtrl+Aで選択→Ctrl+C」(PC)と具体的な手順を伝えると情報を取得しやすくなります。
- HTML内の外部script・form action・iframeを確認する
- APIキーやトークンらしき文字列がないか検索する
- 画像・CSS・JSのパスが公開後も解決できるか見る
- noindexと認証を混同せず、必要なら両方設定する
再発防止の運用
確認依頼メッセージのテンプレートをSlackのスニペットやNotionに保存しておき、次回から貼り付けるだけにすると対応が速くなります。テンプレートには「①クリック箇所②遷移先URL③ブラウザ/デバイス」の3点セットを常に含めます。
トラブルが2回以上続く場合は、共有前チェックのステップにセルフレビュー(全リンクを自分でクリックして確認)を追加することを検討します。ギガサイト便のプレビューURLで確認済みのものだけを相手に送る運用にすると報告件数が激減します。
- HTML内の外部script・form action・iframeを確認する
- APIキーやトークンらしき文字列がないか検索する
- 画像・CSS・JSのパスが公開後も解決できるか見る
- noindexと認証を混同せず、必要なら両方設定する
よくある質問
相手がURLをコピーせず「なんか別のサイトになった」としか教えてくれない場合は?
「ページのスクリーンショットを送ってもらえますか?アドレスバーも一緒に写してください」と依頼するのが現実的です。アドレスバーが写っていればドメインが確認できます。
スマホとPCで挙動が違うと言われたらどちらを優先して調査すべきですか?
共有相手の主な閲覧環境を優先します。不明な場合はスマホSafariを優先してください。スマホで発生してPCで発生しない場合はメタタグのリダイレクト設定が原因のことがあります。
修正後に「解決しました」と返信が来たかどうかを確認し忘れることがあります。どう管理すればいいですか?
修正連絡を送る際に「24時間以内にご返信がなければ解決とみなします」と一文添えておくと、フォローアップの漏れを防げます。Slackなら自分のメッセージにリマインダーを設定するのも有効です。