「非公開にしたい」の中身を分けて考える
公開を止めたいと言っても、目的はひとつではありません。まずは自分のケースがどれに当てはまるかを切り分けると、必要な対処がはっきりします。
たとえば「特定の相手にだけ見せたい」のか、「もう誰にも見せたくない」のか、あるいは「検索でヒットするのを避けたい」のかで、取るべき手段は変わります。混同したまま対応すると、止めたつもりが見られ続けてしまうこともあります。
次のように整理しておくと、後の判断がぶれません。
- 閲覧そのものを止めたい(取り下げ)
- 一部の人にだけ見せたい(範囲をしぼる)
- 検索結果に出したくない(インデックス対策)
- 公開した内容を新しいものに置き換えたい(差し替え)
閲覧を完全に止めたいとき
もう誰にも見せたくない場合は、共有URLが開けない状態にするのが確実です。リンクを知っている人がアクセスしても閲覧できなくなることが、取り下げのゴールになります。
ここで注意したいのが、検索結果に出ない設定と、閲覧を止める設定は別物だという点です。検索に出ないようにしているだけでは、URLを直接知っている相手は引き続き開けてしまいます。「見つからない」と「見られない」を分けて考えてください。
また、すでにリンクを共有済みの場合、相手のブックマークや過去のメッセージにURLが残っていることもあります。閲覧そのものを止めておけば、リンクが手元に残っていてもアクセスは遮断されます。
最短手順:まずこの3ステップで完了
公開したHTMLを非公開には、最初に全体像を押さえると迷いません。細かな設定に入る前に、ファイルを準備し、共有条件を決め、公開後に相手と同じURLで確認する流れを作ります。
手順が決まったら、HTML/ZIPをアップロードして共有URLを発行し、相手に確認してほしい観点と期限を添えて送ります。
- 1. 共有するHTML/ZIPを整理し、不要ファイルや秘密情報を除く
- 2. 認証方式、公開期限、差し替え有無を決めてURLを発行する
- 3. シークレットウィンドウとスマホで開き、相手への依頼文を添えて送る
全部は止めず、見せる範囲だけしぼりたいとき
「公開はしておきたいが、不特定多数には見せたくない」というケースもあります。この場合は完全に取り下げるのではなく、閲覧できる人をしぼる方向で調整します。
誰に見せるかを選ぶ手段として、認証方式を切り替える方法があります。リンクを知っていれば誰でも開ける状態から、本人確認を挟む状態へ変えることで、実質的に外部の目を遮断できます。
- パスワードを知る人だけに限定する
- 指定したメール宛のワンタイムで本人確認する
- 会社のメールドメインを持つ人だけに限定する
- リンクを知る人のみ(最も緩い)に戻す
ギガサイト便で公開を取り下げる手順
ギガサイト便で公開済みのHTMLを管理する場合、無料アカウントでログインするとサイト一覧から各ページを操作できます。閲覧を止めたいときは、次の流れで進めます。
- 無料アカウントでログインする
- サイト一覧から対象のページを開く
- 公開期限を過ぎた日時に設定して閲覧を止める
- または認証方式をパスワードやメール認証に変えて範囲をしぼる
- 必要ならアクセスログで誰が見たかを確認しておく
検索結果に残したくない場合の注意点
「検索しても出てこないようにしたい」という相談もよくあります。ページに noindex が付いていれば、通常は検索結果に表示されにくくなります。一時公開のページには、この noindex が自動的に付きます。
ただし noindex はアクセス制御ではありません。検索に出ないことと、URLを直接開けることは無関係です。本当に見られたくない場合は、検索対策だけに頼らず、閲覧を止めるか認証で範囲をしぼる対処を必ず併用してください。
なお、いったん検索エンジンに拾われたページが結果から消えるまでには時間差があります。すぐに反映されないからといって、設定が効いていないわけではない点も覚えておくと安心です。
取り下げではなく「差し替え」で済むこともある
公開を止めたい理由が「内容が古くなった」「ミスがあった」場合、丸ごと取り下げる必要はないかもしれません。同じURLのまま新しいファイルに差し替えれば、リンクを送り直さずに内容だけ更新できます。
たとえば「料金表を間違えて公開してしまった」ようなケースでは、正しいファイルに置き換えるだけで対応が完了します。共有相手に新しいリンクを連絡し直す手間も省けます。
完全に止めるのか、見せる範囲をしぼるのか、それとも差し替えるのか。冒頭で切り分けた目的に立ち返ると、過不足のない対処が選べます。ギガサイト便なら、これらをサイト一覧から状況に応じて切り替えられるため、公開後の「やっぱり」にも落ち着いて対応できます。
よくある質問
公開したHTMLを完全に非公開にするにはどうすればいいですか
共有URLを開いても閲覧できない状態にするのが確実です。公開期限を過ぎた日時に設定するか、認証を挟んで第三者が開けないようにします。検索に出さない設定だけではURLを知る人は見られてしまうため、閲覧そのものを止める対処が必要です。
検索結果に出ないようにすれば非公開と同じですか
いいえ、別物です。noindex は検索結果に出にくくする設定で、アクセスを止めるものではありません。URLを直接知っている人は引き続き開けます。見られたくない場合は、閲覧停止や認証による範囲制限を併用してください。
一度共有したリンクを相手が保存していても止められますか
はい、閲覧そのものを止めておけばリンクが相手の手元に残っていてもアクセスは遮断されます。ブックマークや過去のメッセージにURLが残っていても、ページ側で見られない状態にしておけば問題ありません。
内容を直したいだけなら取り下げる必要はありますか
必ずしも必要ありません。同じURLのままファイルを差し替えれば、リンクを送り直さずに内容だけ更新できます。誤った情報を公開してしまった場合などは、正しいファイルに置き換えるだけで対応が完了します。
最短で進める場合でも省略しないほうがよい確認は何ですか?
不要ファイルや秘密情報の除去、スマホ表示確認、共有相手と期限の明記は省略しないほうが安全です。URLを作る速さより、誤共有を防ぐことを優先します。