3Dシーンは静止画では伝わらない
Splineで作る3Dシーンは、視点の移動やマウス操作に反応するインタラクションが本質です。スクリーンショットを送るだけでは、奥行きや動きのニュアンスが相手に伝わらず、せっかくの作り込みが評価されません。
そのため、レビュアーが実際にブラウザ上で触れる形で共有するのが理想です。Splineには書き出し機能があり、Webに埋め込めるHTMLとして出力できます。
埋め込みHTMLとして書き出す
Splineのエクスポートから、Webに埋め込める形式を選びます。シーンを表示するHTMLと、参照する3Dデータやスクリプトを含む構成になることが多いため、関連ファイルをまとめて扱う必要があります。
書き出し後はローカルでブラウザに開き、シーンが正しく読み込まれて操作できるかを確認します。ファイルの参照パスが崩れていると、共有先でシーンが真っ白になることがあるので、相対パスのまま動くことを確かめておきます。
AI生成HTMLを共有する前の安全チェック
Spline AIで作った3Dシーンを共有では、AIツールの画面上で完成して見えても、共有用HTMLとして安全とは限りません。外部script、form送信先、APIキーらしき文字列、画像パス、ダミーデータではない個人情報を分けて確認します。
ツールの書き出し形式や共有機能は時期・プラン・作り方で変わります。この記事では特定機能の有無を断定せず、静的HTMLやZIPとして取り出せた成果物を安全に見せる前提で進めます。安全チェックが終わったら、HTMLまたはZIPをアップロードし、必要に応じて認証と期限を付けたURLとして共有します。
- 外部送信: form action、fetch、script src、iframeの向き先を確認する
- 秘密情報: APIキー、トークン、社内URL、顧客名が残っていないか検索する
- 表示再現: 画像・CSS・フォントが公開URLでも読み込めるか見る
- 共有設定: 相手、期限、認証方式、差し替え時の連絡方法を決める
ZIPにまとめて一時URLで公開する
シーンの表示にはHTML以外のアセットも必要なので、フォルダごとZIPに圧縮して扱うのが安全です。次の流れで公開すれば、相手はリンクを開くだけで操作できます。
- Splineから埋め込み用HTMLとアセットを書き出す
- 関連ファイルをフォルダ構成を保ったままZIPに圧縮する
- ギガサイト便のトップにZIPをドロップして共有URLを得る
- 未公開シーンなら認証方式を選び、公開期限を設定する
- URLまたはQRコードをレビュアーに渡す
未公開の表現を守りながら見せる
発表前のビジュアル表現は、外部に拡散される前に守る必要があります。ギガサイト便ではURLのみ・パスワード・メール認証・会社ドメイン認証から認証方式を選べるので、レビューの相手に応じて使い分けられます。
公開期限を設定すれば、レビュー期間が終わると自動的に閲覧できなくなります。発表前の試作を期限後も残さずに済むため、情報管理の面でも安心です。
一時公開ページにはnoindexが付き検索結果には出ませんが、noindexはアクセス制御ではありません。社外に見せたくないシーンには必ず認証を併用してください。
フィードバックを受けて差し替える
レビューでもらった指摘を反映してシーンを作り直したら、同じURLのままファイルを差し替えられます。リンクを送り直さずに最新版を見てもらえるので、修正のたびにURLが増えて混乱することがありません。
アクセスログで誰がいつ閲覧したかを確認できるため、レビューが進んでいるかの把握にも役立ちます。対面の打ち合わせではQRコードを使うと、その場で手元の端末から触ってもらえます。
よくある質問
3Dシーンは重いですが表示は遅くなりませんか
ギガサイト便はCDNのエッジ配信で表示するため、アセットの配信は比較的軽快です。ただしシーン自体の描画負荷は閲覧端末の性能にも依存するため、書き出し時にポリゴン数やテクスチャを最適化しておくとより快適です。
閲覧者にSplineのアカウントは必要ですか
埋め込みHTMLとして書き出して共有するため、閲覧者にSplineのアカウントは不要です。ブラウザでURLを開くだけでシーンを操作できます。認証を設定した場合はその認証の通過だけが必要です。
シーンが共有先で真っ白になるのはなぜですか
多くの場合、HTMLが参照するアセットのパスが崩れていることが原因です。フォルダ構成を保ったままZIPにまとめ、公開前にローカルで表示確認をすると防げます。
発表前のシーンを期限後に消せますか
公開期限を設定しておけば、期限切れで自動的に閲覧できなくなります。無料プランは最長7日まで設定できるので、発表前の短期レビューに向いています。
AIツールで作ったHTMLはそのまま共有しても安全ですか?
そのまま共有せず、外部送信先、フォーム、APIキー、社内URL、画像パスを確認してからURL化します。ツールの共有機能や書き出し仕様は変わるため、最新画面も確認してください。