トラブルシュート

パスワード画面から進めない問題をAI生成HTMLで防ぐプロンプト

ChatGPTやClaudeでHTMLを生成してギガサイト便で共有する際、受信者がパスワード画面から先に進めないトラブルが起きることがある。多くの場合、AIへの指示(プロンプト)の中にパスワード認証と競合する要素が紛れ込んでいることが原因だ。適切なプロンプトを書けば、生成直後から問題のないHTMLを手に入れられる。

よくある原因

AIはデフォルトでインタラクティブな要素(ログインフォーム、モーダル認証ダイアログ、カスタムパスワード入力欄)を盛り込もうとすることがある。これがギガサイト便側のパスワード認証UIと二重になると、受信者はどちらに入力すれば良いか分からなくなり「進めない」と感じる。

また、AI生成HTMLがリダイレクト処理(`window.location.replace()`など)を含んでいる場合、認証Cookieが確立する前に別ページへ飛ばされてしまい、ループのように見える現象が起きる。生成後のHTMLを必ず確認してリダイレクトコードが含まれていないかチェックするのが基本だ。

  • 相手がログインなしで開ける状態か確認する
  • PCとスマホで最低1回ずつ表示を確認する
  • 内部情報・個人情報・不要な外部送信が残っていないか見る
  • レビュー期限と修正時の差し替え方を決めておく

自分側で確認すること

AIへの指示に「認証・ログイン・パスワード入力の機能は一切含めないこと」と明示する。具体的には「このHTMLはギガサイト便のパスワード保護URLで配信されるため、HTML内に独自の認証処理やフォームサブミット先(action属性)を設けないでください」という一文を加えるだけで、関連コードの生成を抑止できる。

生成されたHTMLを公開する前にテキストエディタで開き、`<form`タグと`window.location`の2文字列を検索する。formタグがある場合はaction属性が外部URLに向いていないか確認し、`window.location`があればコメントアウトしてから動作確認を行う。

  • HTML内の外部script・form action・iframeを確認する
  • APIキーやトークンらしき文字列がないか検索する
  • 画像・CSS・JSのパスが公開後も解決できるか見る
  • noindexと認証を混同せず、必要なら両方設定する

相手側で確認すること

受信者から「パスワードを入れたら何も起きない」「別のログイン画面が出てきた」と言われた場合、HTML内に独自の認証UIが残っていた可能性が高い。受信者に「画面の下のほうに別の入力欄はありますか?」と確認し、あればAI生成コードのほうの問題と判断してHTMLを修正・再アップロードする。

「パスワードを入れると真っ白になる」という報告はJavaScriptエラーが原因のことが多い。受信者にブラウザの開発者ツール(F12)のConsoleタブを開いてもらい、エラーメッセージを教えてもらうと根本原因を特定しやすい。エラーが読めない場合はスクリーンショットを送ってもらうだけでも手がかりになる。

  • HTML内の外部script・form action・iframeを確認する
  • APIキーやトークンらしき文字列がないか検索する
  • 画像・CSS・JSのパスが公開後も解決できるか見る
  • noindexと認証を混同せず、必要なら両方設定する

再発防止の運用

AI生成HTMLを使う案件用に「ギガサイト便共有用HTMLテンプレートプロンプト」をチームで標準化しておくと、個人の習熟度にかかわらず品質が安定する。テンプレートには「認証不要・外部フォーム送信なし・リダイレクト禁止・外部CDN使用OK」などの制約を箇条書きで記載しておく。

生成後の確認作業を属人化しないために、HTMLをアップロードする担当とレビューする担当を分けるルールを設けると二重チェックが機能する。特にAPIキーやトークン文字列がHTMLに含まれていないかの確認は、送信前の必須項目としてワークフローに組み込む価値がある。

  • HTML内の外部script・form action・iframeを確認する
  • APIキーやトークンらしき文字列がないか検索する
  • 画像・CSS・JSのパスが公開後も解決できるか見る
  • noindexと認証を混同せず、必要なら両方設定する

よくある質問

AIに「認証機能を入れるな」と指示したのにパスワードフォームが生成されてしまう場合は?

プロンプトの冒頭に制約を置くと守られやすくなります。「最初の指示として」「絶対に含めないこと」などの強調表現を加え、生成後のHTMLを毎回`<form`タグ検索で確認する習慣をつけてください。

生成されたHTMLにGoogle Fontsや外部CSSが含まれていても認証に影響しますか?

外部フォントやCSSの読み込みはギガサイト便の認証には影響しません。問題になるのは`<form action="...">`で外部URLに送信するコードや、`window.location`によるリダイレクトです。

プロンプトを毎回書くのが面倒な場合、どこに保存しておくと使いやすいですか?

ChatGPTのカスタム指示機能やClaudeのProjectsにテンプレートを貼っておくと自動で適用されます。チーム共有にはNotionのテンプレートページやGitHubのGistが便利です。

関連記事

トラブルシュート

パスワード画面から進めないときの原因と直し方

HTMLプレビューURLを共有したとき「パスワードを入れても先に進めない」と言われた担当者向け。原因ごとの確認手順と、その場で使える直し方を整理した実践ガイド。

4分で読める
「トラブルシュート」の記事をもっと見る →