何が共有しづらいのか
Create.xyzで生成したLPは、ヒーロー画像や背景動画を外部URLから参照しているケースが多い。この外部URLが有料素材サイトのウォーターマーク付きプレビューだった場合、クライアントに見せた時点で「購入前の使い回し」として印象を損ねることがある。共有前に画像の出所と利用権を確認し、必要に応じてプレースホルダー画像に置き換えておく。
LPの初稿には「CTAボタンのリンク先」「お問い合わせフォームのaction」が仮の値のままになっていることが多い。クライアントが実際にボタンを押してみたときに404エラーページや他社サイトが表示されると、信頼感を損ねる。共有前にリンク先をすべて確認し、未定のものは `#` に置き換えて「実装予定」の注釈を添えるとよい。
- 相手がログインなしで開ける状態か確認する
- PCとスマホで最低1回ずつ表示を確認する
- 内部情報・個人情報・不要な外部送信が残っていないか見る
- レビュー期限と修正時の差し替え方を決めておく
URL化する前の確認点
Create.xyzが生成するLPにはGoogleタグマネージャーやFacebook Pixelのスニペットが自動挿入されることがある。これらが残ったまま共有URLを発行すると、レビュアーの閲覧行動が計測データとして実際のアナリティクスに混入する。共有前にタグマネージャーIDやピクセルIDが含まれるスクリプトを削除またはコメントアウトする。
LPのHTMLファイルが複数ページ構成(index.html + 利用規約ページなど)になっている場合、ZIPでまとめてからアップロードするか、相互リンクを絶対URLに変換してから1ファイルにまとめる対応が必要だ。単一HTMLのみをアップロードした場合、内部リンクをクリックすると404になるので確認しておく。
- HTML内の外部script・form action・iframeを確認する
- APIキーやトークンらしき文字列がないか検索する
- 画像・CSS・JSのパスが公開後も解決できるか見る
- noindexと認証を混同せず、必要なら両方設定する
認証と期限の決め方
LP初稿のクライアントレビューにはパスワード認証が標準的だ。パスワードはメール本文に直接書かず、Slack DM・電話・別のメールアドレス宛など異なるチャネルで伝える。URLとパスワードが同一チャネルに存在すると、メールの誤転送だけで第三者が閲覧できてしまう。
LP初稿は通常1〜2週間のレビュー期間を設ける。この期間を過ぎてもURLが有効なままだと、クライアントが改訂済みのLPと混同して古い内容にフィードバックを送ってくることがある。レビュー期限と同時にURLを失効させるか、最新版に差し替えてバージョン番号をメッセージで通知する運用を決めておく。
- 誰でも見てよい: URL共有のみでもよいが、検索除外は確認する
- 特定の相手だけ: パスワードまたはメール認証を使う
- 会社内だけ: 会社ドメイン認証を検討する
- 短期レビュー: 期限を設定して古いURLを残さない
共有後のフィードバック回収
LPのレビューでクライアントから来がちなフィードバックは「全体的にもう少し明るくしてほしい」のような抽象的なものだ。「ヘッドラインのコピー」「ファーストビューの画像」「CTAのボタン色」に絞って意見をもらうよう共有メッセージに明記すると、具体的な修正指示に変換しやすいフィードバックが集まる。
複数のステークホルダーからフィードバックが来る場合、意見が矛盾することがある。集約担当を1名決めておき、共有URLはその担当者にのみ渡して他のメンバーには担当者経由で確認してもらうフローにすると、相反するフィードバックへの対応で時間を消費せずに済む。
- 確認してほしい観点を3つ以内に絞る
- 期限と返信先を明記する
- 修正後も同じURLで見られるか伝える
- 最終版と途中版が混ざらないようタイトルを付ける
よくある質問
LP初稿のURLをクライアントが社内の別部署に転送してしまった場合、どう対処するか?
パスワード認証を設定していれば、URLを知っていてもパスワードなしには閲覧できない。万一パスワードも転送されていた場合は、パスワードを変更するかURLを失効させて新しいURLを発行し、アクセス対象者を改めて指定する。
Create.xyzのプレビューURLをそのままクライアントに送っても問題ないか?
Create.xyzのプレビューはCreate.xyzアカウントへのサインインを求める場合や、プラン変更で突然アクセス不可になるリスクがある。自前でURLを発行すると依存度が下がり、クライアントに余計な手間をかけさせない。
LPを修正するたびに新しいURLをクライアントに送り直す必要があるか?
同じスラッグで再アップロードすれば同一URLで最新版に更新される。クライアントはブックマークしたURLを開くだけで常に最新の状態を確認でき、バージョン管理の手間が大幅に減る。