この業種で起きる共有課題
美容サロンの提案LPには、新しい施術コースの価格帯・モデルになった顧客の施術前後写真・スタイリストの指名料体系など、競合に知られたくない情報が含まれることが多い。特に価格表は、他のクライアントに見せる前に本人に確認してもらうべき内容であり、URLが平文のまま転送されると意図せず相場が外部に広まる。共有前に「このURLはクライアント名宛の限定URLです」とページ上部に明示しておくとクライアントの受け取り方も変わる。
スマートフォンで閲覧したときに画像が縦長になりすぎて施術の雰囲気が伝わりにくい、というフィードバックはLP確認でよくある指摘だ。送付前に実機のiPhone SafariとAndroid Chromeで縦横スクロールを確認し、ファーストビューにメインビジュアルと施術名が収まっているかをチェックする。画像が重くて表示に5秒以上かかる場合は、WebP形式への変換を検討する。
- 相手がログインなしで開ける状態か確認する
- PCとスマホで最低1回ずつ表示を確認する
- 内部情報・個人情報・不要な外部送信が残っていないか見る
- レビュー期限と修正時の差し替え方を決めておく
共有前に隠すべき情報
AI生成LPの元データとして使った顧客アンケートの回答文や、施術記録のサマリーがHTMLコメントに残っている場合がある。ソースコードの<!-- -->タグ内は画面には表示されないが、開発者ツールを開けば誰でも確認できる。共有前にテキストエディタで全文検索し、「アンケート」「カルテ」「施術記録」といったキーワードが隠れていないか点検する。
スタイリストのSNSアカウントや個人の連絡先が問い合わせ先として埋め込まれているケースがある。提案段階のLPは承認前の情報であり、クライアントがそのまま個人アカウントにDMを送ってくるトラブルにつながる。問い合わせフォームは「提案確認用フォーム」と明記したものだけを使い、個人のSNSリンクはリリース前には外しておく。
おすすめ認証方式
個別のクライアントに一対一で提案する場面では、メール認証が最も適している。クライアントが自分のメールアドレスを入力してワンタイムコードを受け取るだけでページを開ける。アクセスログにはメールアドレスと閲覧日時が残るため、「送ったのにまだ見ていない」という状況をダッシュボードで確認してフォローアップの連絡を入れられる。
複数の提携法人(ウェディングプランナーや広告代理店)に同じ提案LPを送る場合は、法人ドメイン認証を使うと個人メールでのアクセスを弾ける。ただし美容業界の担当者はGmailを使う個人事業主も多いため、ドメイン認証が使えない相手にはパスワードを別途LINEで送る運用を組み合わせる。
- 誰でも見てよい: URL共有のみでもよいが、検索除外は確認する
- 特定の相手だけ: パスワードまたはメール認証を使う
- 会社内だけ: 会社ドメイン認証を検討する
- 短期レビュー: 期限を設定して古いURLを残さない
送付文面とレビュー回収
提案LPの送付メールには「①価格帯の妥当性②メインビジュアルの印象③公開スケジュールについて、の3点についてご意見をいただけますか」と箇条書きで依頼する。抽象的に「ご確認ください」と送ると、先方の担当者が何を判断すればよいか迷い、返信が1週間以上遅れることがある。確認ポイントを数値や具体例で示すと、回答の質と速度が向上する。
フィードバックを受けてLPを修正した場合は、ギガサイト便のファイル差し替え機能を使えば同じURLのまま更新できる。クライアントにはチャットや電話で「URLは変わりませんので、もう一度開いてリロードしてください」と伝える。最終版の承認を得たら、承認日時を社内の案件管理ツールに記録しておき、後日の「言った・言わない」トラブルに備える。
- 確認してほしい観点を3つ以内に絞る
- 期限と返信先を明記する
- 修正後も同じURLで見られるか伝える
- 最終版と途中版が混ざらないようタイトルを付ける
よくある質問
提案LPに施術前後の写真を使いたいのですが、クライアント限定URLであれば顧客の同意なしに掲載できますか?
限定URLでも法的には公衆送信にあたるため、肖像権・プライバシーの観点から顧客本人の同意は必要です。提案段階でも必ず書面または口頭で許諾を得てから使用してください。
クライアントが提案LPのURLをそのまま自社の上司に転送してしまった場合、どう対処できますか?
メール認証の場合は上司のメールアドレスが許可リストにないためアクセスできません。パスワード認証では防げないため、重要度の高い提案にはメール認証を選ぶことを推奨します。
提案が不採用になった後、LPへのアクセスを停止するにはどうすればよいですか?
ギガサイト便のダッシュボードからURLを削除または非公開にすることでアクセスを即時停止できます。不採用確定後はできるだけ早く停止し、古いURLが拡散するリスクを減らしてください。