そもそも非同期処理とは
非同期処理とは、ある処理の完了を待っている間も、他の処理を止めずに進められる仕組みのことです。たとえばサーバーへの問い合わせは結果が返るまで時間がかかりますが、その間ページが固まらないのは非同期で動いているからです。
一方で「結果が返ってきてから次に進みたい」という場面も多くあります。この順序の制御を、読みやすく書けるようにしたのがasync/awaitです。
asyncとawaitの役割
asyncは関数の前に付けるキーワードで、その関数が非同期処理を含むことを示します。async関数の中では、awaitというキーワードが使えるようになります。
awaitは「この処理が終わるまでここで待つ」という意味です。awaitを付けると、結果が返ってくるまで次の行に進まず、返ってきた値をそのまま受け取れます。これにより、本来コールバックやthenでつなぐ必要のあった処理を、上から下へ素直に読める形で書けます。
実務ではどこで関係する?
async awaitは言葉の意味だけ覚えても、HTML共有の判断にはつながりません。実務では「表示に関係する話か」「検索に関係する話か」「アクセス制限に関係する話か」を分けて考えると整理しやすくなります。
async/awaitについて迷ったら、相手が安全に開けるか、検索に出してよいか、ブラウザや環境差で壊れないかを順番に確認します。用語理解は、その判断を早くするための道具として使います。手順が決まったら、HTML/ZIPをアップロードして共有URLを発行し、相手に確認してほしい観点と期限を添えて送ります。
- 表示の話: HTML/CSS/JS、パス、ブラウザ互換性を確認する
- 検索の話: noindex、canonical、sitemap、robots.txtの役割を分ける
- 制限の話: URL共有、パスワード、メール認証、会社ドメイン認証を混同しない
- 運用の話: 期限、差し替え、削除、共有メッセージまで決める
Promiseとの関係
async/awaitは、Promiseという仕組みの上に成り立っています。Promiseは「いつか結果が返ってくる約束」を表すオブジェクトで、awaitはそのPromiseの結果を取り出す役割を持ちます。
つまりasync/awaitはPromiseを置き換えるものではなく、Promiseを扱いやすく書くための糖衣構文です。内部で何が起きているかを知っておくと、エラーが出たときに原因をたどりやすくなります。
基本的な書き方の手順
データ取得のような非同期処理をasync/awaitで書くときの流れを整理します。
- 関数を定義するときに先頭へ async を付ける
- 時間のかかる処理の前に await を付けて結果を待つ
- 返ってきた値を変数に受け取り、続きの処理で使う
- 失敗に備えて try と catch で囲み、エラーを拾う
- 呼び出す側でも必要に応じて await や then で結果を待つ
エラー処理とよくある誤解
非同期処理は通信失敗などで途中で止まることがあります。awaitを使うときはtry/catchで囲み、失敗したときの処理を用意しておくのが基本です。これを怠ると、エラーが握りつぶされて原因がわかりにくくなります。
よくある誤解は、awaitを付ければ何でも待てると思い込むことです。awaitが意味を持つのはPromiseを返す処理に対してだけです。また、async関数は必ずPromiseを返すため、呼び出し側でも結果を待つ意識が必要です。
作った非同期処理を試してもらう
async/awaitを使いこなせると、データの取得や保存といった実用的な機能が読みやすいコードで書けるようになります。Web開発で避けて通れない基礎なので、小さな例を繰り返し動かして慣れるのが近道です。
通信を含むサンプルページを誰かに見てもらいたいとき、HTMLやJavaScriptをまとめて共有URLにできると確認が早く進みます。ギガサイト便ならドロップするだけで一時公開でき、社内だけで見せたい場合はメール認証や会社ドメイン認証を併用できます。
よくある質問
async/awaitとPromiseのthenはどちらを使うべきですか?
どちらも同じ非同期処理を扱えますが、処理が連続する場合はasync/awaitの方が上から下へ読みやすくなります。一方、複数の処理を同時に走らせたいときはPromiseの仕組みと組み合わせると効率的です。場面に応じて使い分けます。
awaitはどこでも使えますか?
awaitはasync関数の中で使うのが基本です。async以外の通常の関数の中では使えません。近年はトップレベルで使える環境もありますが、まずはasync関数の中で使うものと覚えておくと安全です。
複数の非同期処理を同時に待つには?
それぞれにawaitを順番に付けると一つずつ待ってしまい遅くなります。同時に走らせたいときは、複数のPromiseをまとめて待つ仕組みを使うと、全体の待ち時間を短縮できます。
エラーが出ても画面に何も表示されないのはなぜですか?
try/catchで囲っていない場合、非同期処理のエラーが拾われず静かに失敗していることがあります。catchの中でメッセージを表示する、コンソールに出すなどの処理を入れて、何が起きたか見える状態にしておきましょう。
実務ではどこで関係する?はHTML共有で必ず理解しておく必要がありますか?
細かな仕様を暗記する必要はありません。ただし、検索に出るか、閲覧者を制限できるか、表示が崩れないかに関わる用語は、共有前の判断材料として押さえておくと安全です。