「最新版どれ?」が起きる原因
週次でプロトタイプを更新する案件では、更新のたびに新しいファイルやリンクを送るのが一般的です。すると関係者の手元には複数の版が残り、どれを見ればいいか分からなくなります。
古い版を見たまま意見を出されると、議論がかみ合わず時間を無駄にします。原因は「最新版の在りかが固定されていない」ことにあります。共有先を一本化すれば、この問題はかなり解消できます。
同じURLを「定点」にする運用
解決策は、共有URLを一度だけ発行し、以降はそのURLの中身を毎週差し替えることです。同じURLのままファイルを差し替えられるため、関係者はいつも同じリンクを開けば最新版にたどり着けます。
公開URLは 〇〇.giga-site.com 形式のサブドメインで、カスタムスラッグを使えばプロジェクト名入りの覚えやすいURLにできます。HTTPSは自動、CDNのエッジ配信で表示が速いので、週次の確認が快適です。
AI生成HTMLを共有する前の安全チェック
AIプロトタイプを毎週更新しながら同じURLで関係者に見せ続ける運用では、AIツールの画面上で完成して見えても、共有用HTMLとして安全とは限りません。外部script、form送信先、APIキーらしき文字列、画像パス、ダミーデータではない個人情報を分けて確認します。
ツールの書き出し形式や共有機能は時期・プラン・作り方で変わります。この記事では特定機能の有無を断定せず、静的HTMLやZIPとして取り出せた成果物を安全に見せる前提で進めます。安全チェックが終わったら、HTMLまたはZIPをアップロードし、必要に応じて認証と期限を付けたURLとして共有します。
- 外部送信: form action、fetch、script src、iframeの向き先を確認する
- 秘密情報: APIキー、トークン、社内URL、顧客名が残っていないか検索する
- 表示再現: 画像・CSS・フォントが公開URLでも読み込めるか見る
- 共有設定: 相手、期限、認証方式、差し替え時の連絡方法を決める
毎週の更新フロー
運用を仕組み化すると、毎週の作業が短時間で回ります。最初の週にURLを発行し、関係者に「このURLが常に最新です」と伝えておくのがポイントです。
- 初回:AIでプロトタイプを作り、ギガサイト便にドロップして共有URLを発行する
- 初回:カスタムスラッグを設定し、関係者に「これが常に最新」と伝える
- 毎週:AIで改善版を作り、同じURLにファイルを差し替える
- 毎週:更新点を一言添えて定例で共有する
- 毎週:アクセスログで誰が確認したかをチェックする
更新点を伝えてフィードバックを促す
URLが同じでも、何が変わったか分からないと関係者は確認の優先度を下げがちです。差し替えのたびに「今週は申込フローを改善」など更新点を一言添えると、見るべきポイントが伝わり、フィードバックが集まりやすくなります。
誰がいつ見たかをアクセスログで確認できるので、未確認の人にだけ声をかけられます。定例前にログを見れば、その回の議論に必要な人が見ているかを把握できます。
公開範囲と完了後の扱い
プロトタイプは未公開の検討物なので、認証を付けるのが基本です。URLのみ・パスワード・メール認証・会社ドメイン認証から選べるため、関係者の範囲に合わせられます。社内中心なら会社ドメイン認証が手間がかかりません。
案件が終わって本番に移行したら、確認用ページは不要になります。公開期限を設定しておけば期限切れで自動的に閲覧できなくなります。これは確認・レビュー・一時共有のための運用であり、独自ドメインでの本番Webサイト運用とは役割が異なる点も押さえておきましょう。
よくある質問
毎週URLを変えずに更新できる仕組みは何ですか
同じURLのままファイルを差し替えられる機能です。改善版を上書きすれば、関係者は毎回同じリンクを開くだけで最新のプロトタイプを確認できます。
覚えやすいURLにできますか
カスタムスラッグを設定すれば、〇〇.giga-site.com のスラッグ部分をプロジェクト名などに変更できます。定例で繰り返し使うURLが覚えやすくなります。
関係者が更新を見たか確認できますか
アクセスログで誰がいつ見たかを確認できます。定例前にログを見て、未確認の人にだけリマインドする運用がしやすくなります。
プロトタイプを安全に見せ続けるには
未公開の検討物なので、パスワードやメール認証、会社ドメイン認証を付けるのが基本です。社内中心なら会社ドメイン認証が配布の手間を減らせます。
AIツールで作ったHTMLはそのまま共有しても安全ですか?
そのまま共有せず、外部送信先、フォーム、APIキー、社内URL、画像パスを確認してからURL化します。ツールの共有機能や書き出し仕様は変わるため、最新画面も確認してください。